シャローム! 安息日をありがとうございます。
今朝はどんより曇っていますが、畑に出ると気持ちいいです。
うちの畑に狸が1匹出没していたのですが、なにやら弱ってきていて、ここで死なれるのも嫌だし、弱っているけど毎晩猫の餌を横取りにくるので、強制お引越ししてもらいました。
そうしたら今度はハクビシンが来るは。イタチが来るは。
畑が自然に近くなったら、こんなに小動物が来るようになるとは。
と言うよりも、自然界に餌になるものが減って、うちで出る残飯や猫餌を食べにきているようです。
人間も動物も住みにくい世界になっています。
さて、今朝の礼拝での朗読でゼパ二ヤ書2章、使徒の働き8章を朗読しました。
「主の定めを行なう
この国のすべてのへりくだる者よ。
主を尋ね求めよ。
そうすれば、
主の怒りの日にかくまわれるかもしれない。
だが、ガザは捨てられ、
アシュケロンは荒れ果てる。
アシュドデは真昼に追い払われ、
エクロンは根ぎにされる。」 ゼパ二ヤ2:3,4
「ところが、主の使いがピリポに向かってこう言った。『立って南へ行き、エルサレムからガザに下る道に出なさい。』
(このガザは今、荒れ果てている。)」使徒8:26
どちらにもガザが出てきたので、以前も少しガザについて書いたのですが、また調べてみました。
ちなみにゼパ二ヤ書に出て来る町はすべてペリシテ人の町です。
聖書辞典を読むと、この地も多くの民族によって略奪されてきた歴史があります。
簡単にその歴史を書くと。
町は古くから存在し(創世記10:19)、アビム人の居住後、カフトル人が定住。(申命記2:23) ヨシュアはこの地を占領したが(ヨシュア10:41)、未征服となる。(13:3)しかし、ユダ族の相続地として割り当てられた。(15:47)
その後、一時的にイスラエルの手に渡ったが(士師記1:18)長続きせず、再びペリシテ人の支配下におかれた。
この町と深い関わりがあったのはサムソンで、怪力を失ったサムソンはペリシテ人に捕らえられガザに連れて行かれる。(士師16:21)サムソンが祈り、力を回復したときダゴン神殿の中央の柱2本を倒し、3000人以上のペリシテ人と共に死んだのもこの町でのことだった。
ソロモン時代には、イスラエルの領土の西南の都市としてあげられている。(Ⅰ列王記4:24)
前734年には、アッシリアの攻撃に服す。(アモス1:6,7、イザヤ20:1 参照)
前7世紀終わりに、エジプトの攻撃を受け(エレミヤ書47:1)、後にユダ同様、バビロン捕囚となる。(ゼパ2:4)
前332年、マケドニアのアレクサンドロス大王の攻撃を受け、住民は虐殺(ゼカリヤ書9:5参照)。それ以降、ガザはもはやペリシテ人の町ではなくなり、ペルシア人やアラビア人の居住地となる。その後、一時、マカベア家のヨナタン(前160~142年)の支配下におかれた。前96年頃、マカベア家のアレクサンドロス・ヤンナエウスが町を包囲し、(マカベア家は内乱があり複雑なようで私も良く知りません)住民を圧迫した。
前63年ローマのポンペイウスがシリヤの管轄下においた。その頃より「荒れ果てたガザ」と呼ばれるようになった。(使徒8:26) 紀元65年、ユダヤ人の反乱によって部分的に破壊される。ローマ時代には異教的ギリシャ、ローマ文化の中心地として栄えた。
634年以降は、キリスト教徒が支配した十字軍時代を除いてアラビア人の居住地となっている。
以上のように、ガザの住人は歴史と共に入れ替わり、常に混乱の中にありました。
聖書によれば、ガザは父なる神様がイスラエルの民に与えた地です。
しかし、ダゴンなどの異教の神が崇められるような汚れた地となりました。
「アシュケロンは見て恐れ、
ガザもひどくおののく。エクロンもそうだ。
その頼みにしていたものが
はずかしめられたのだから。
ガザからは王が消えうせ、
アシュケロンには人が住まなくなる。」ゼカリヤ書9:5
汚れた地には聖徒はもう住めないのです。
それは残念ながらエルサレムも同じなのではないでしょうか。
今のエルサレムに聖徒はいるのでしょうか。
また、世界には主の定めを守り、へりくだる者がどれだけいるのでしょうか。
表面的に例祭を守っていても、それらの多くは聖書にない伝統ばかり。タルムードにはあるのかもしれないけど。
セルフタイマーで料理が温められるような生活ができる人はそう多くはないはず。
祭の食事を充分に用意できなくても、へりくだった信仰のある者に父なる神のあわれみの眼は注がれていると思います。
りんごの花初めて咲きました。
昨日草取刈りしていたら、きくらげ発見。食べるのはちょっとこわい。
ミニハウスではキャベツが育っています。本当は夏はトマト専用なんだけど。
結球してきました。キャベツだけは自分で作ったものしか食べないと決めています。
トマトの苗はまだもう少し大きくしたい。
混雑していますね。明日離してあげよう。
パプリカととうがらし、ししとうが成長中。
上がすいか。赤いポットは購入した種から、黒いポットは前年の夏に育てて食べた種から。
気持ち、前年の種のほうが大きく育っているような。
手前はやはり前年採取したバジルの種から芽が出たところ。
ほうれん草も2回目の種取りします。