お越し頂きありがとうございます!

ブログタイトルとユーザー名を
少し変更しました。
よく考えれば職人と
名乗る程の者ではないし(笑)
職場のお話も実際あまり出来ないことに
気付いたので、ブログ内容と
合わなくなった気がしたので。
いつも読んでいただいている方には
少し混乱させてしまうかもしれませんが、
どうぞよろしくお願いします。



ここからが今日のブログです。



昨日は久しぶりに大和芋を
買ったので、
娘が遊びに夢中になっている隙に
薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)を
作りました。



薯蕷饅頭とは大和芋やつくね芋などを
生地に使い、芋の膨張力のみで
饅頭を膨らませます。


小麦まんじゅう(巷に売っている
一般的なお饅頭はコレ)よりも
そのままでも乾燥しずらく、
数日間しっとり、もっちりが続くため


上用(じょうよう)饅頭とも言われ、
お茶の席などで用いられる
上生菓子の一種でもあります。




このまんじゅうの要である、
大和芋は、
長芋や山芋を超える
この粘り!


この芋のコシ次第で
生地の質感は変わるため
個体差によるコシの見極めの
難しさもさることながら、



北海道などは大和芋自体が
普通のお店では取扱いがないため
和菓子店でも大和芋から作られたものは
なかなかお目にかかれません。


5歳の娘に撮影させる母親。




毎回、ざっくりとしか説明のない

和菓子本を頼りに作っているので

わからないことも山程で、ショボーン


これまでいまいちわからなかった

生地のベストな硬さを

ようやく掴むことが出来ました!





いびつであり、凸凹ですが🤣

お多福です。



私は京菓子の主流である「見立て」の

表現方法が好きです。

これが見立てに当たるかは

かなり微妙ですが、、



作り込みすぎないデザインや

想像するための余白を残した

引き算の表現法。

そういうデザインのお菓子を見ると

素敵だなぁ、奥深いなぁと感じます。




上生菓子は残念ながら

現在は独学でしかないので

なかなか練習出来ていませんが、

作れる範囲で挑戦していきたいです。





最後まで読んでいただきありがとうございました。