水無月




夏越の祓は一年の折り返し地点である

6月30日に心身の汚れを清め、

残り半年も健康に過ごせるよう祈願します。




宮中の貴族たちは「夏越の祓」の際に

氷室から氷を運び、

食べて暑気を払う習慣がありました。

当時、

氷は庶民が食べられる物ではなかったので、

氷に似せたお菓子を

作り食べていました。




本日のお菓子『水無月』は、

白いういろう生地の上に

小豆を敷き詰めてあり、

色と形に意味があります。 




小豆の色は魔除けの意味合いが強く、

三角の形は暑気を払う氷を

表しているそうです。




2024.06.30