おとし文




昔、秘めた思いを巻紙にしたため、

相手が気づくようなところに

そっと落とした

『落し文』という

風習がありました。 




目立たないよう

落とされた手紙の形が、 

昆虫のオトシブミが落とした葉(揺籃)と似ていたことから『落し文』とついたそうです。




昆虫オトシブミのメスは、

クヌギやクリの葉に卵を産み付け、

揺籃を作ります。

孵化した幼虫はこの葉を

食べて成長するとか😘




オトシブミの生き残るための知恵は

本当に素晴らしく、

そして先人の磨かれた

感性に感動します。




2024.04.27