練り切りの卒業制作に 菓名『門出』 を作りました。
ツバメを刷り込んでいます。
どうしても作りたかったこの意匠。
父が亡くなった時に空を見上げたら、鳥が輪になって真上を飛んでいました。暫くするとさーっと飛び立っていって、その時は鳥の名前もわからず、父が挨拶に来たんかなーって。
今回卒業制作をするにあたり、あの時の光景を和菓子で表現したいと思いました。鳥を調べていくうちに季節的にも燕だったんじゃないかと。
そして燕を調べていくうちに、とても縁起の良い鳥だという事がわかりました。
ツバメの巣のある家は安全であるという言い伝えもあり、巣立った後の巣を大切に残しておくことも多く、一般的に「めでたい鳥」(瑞鳥)として扱われている。とのこと。
悲しい、辛いと見ていたその時の鳥が燕だったとしたら、父に天国でも幸せに暮らして欲しいという願いを込めて、また縁起の良い鳥であることからこれから新生活を迎えられる方に幸せが訪れるようにと願って金粉を散らし、餞の気持ちを込めて門出と名付けました。
渋紙への切り込みは難しかったです
何回失敗したか
幸せが訪れますように。
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