中国山地の山懐に抱かれた吹屋は、ベンガラ生産やその原料であるローハで巨大な富を築いた豪商たちが作り上げた町。赤銅色石州瓦とベンガラ色の外観で統一された赤い町並みが印象的です。

     吹屋ふるさと村   岡山県高梁市成羽町吹屋     駐車場は無料               

ここは、駐車場です。高梁市成羽町吹屋は江戸から明治にかけて鉱山の町として栄えました。国内屈指のベンガラと鋼生産で繁栄し、赤色のベンガラは全国に流通したことで建築物や工芸品などに使われ、日本のイメージカラーである「ジャパンレッド」を創出しました。

標高550mの山あいに、格子や堀などすべてがベンガラ色で統一された町家が軒を連ねる「ふるさと吹屋村」。江戸時代から明治にかけて鉱山の地として栄えた吹屋で古き時代へタイムスリップしたような~。

中国山地の山懐に抱かれた吹屋は、ベンガラ生産やその原料であるローハで巨大な富を築いた豪商たちが作り上げた町。赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された赤い町並みが印象的です。

高梁市の山の中に突如現れる赤い町並み「吹屋」。江戸時代、赤の顔料「ベンガラ」の産地として栄えた独特の歴史があります。町並みを見て歩くだけでも楽しそうでタイムスリップしたようで。

個々の屋敷が豪華さを纏うのではなく、街全体が統一されたコンセプトの下建てられているため、赤鋼色の瓦とベンガラ色の格子と行った統一された外観となっているみたいですね。

赤銅色の石州瓦ベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並みは、江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産です。

ここ旧吹屋小学校校舎は、明治33年(1900)に東西校舎、続いて同42年(1909)に本館が建築され、平成24(2012)の閉校まで「現役最古の木造校舎」として使用されました。当時の吹屋は、吉岡銅山と弁柄の生産で繁栄しており、大正7年(1918)には最大369名の生徒が在籍していました。

山間にある、吹屋の町並みを散策しながら、赤茶色の石州瓦と、ベンガラ格子赤い壁、町全体が調和した素晴らしい景観が広がっていますので、ゆっくりとして、おしゃれなカフェやお土産ショップを覗いて観てはいかがでしょうか。

    カメラ~次回を お楽しみに では またね~OK