大己貴命、天降りしとき、西南麓を流れる小川の辺りを霊地とし鎮座するが、当社の起源とされ、往古は岩宮とし、社殿もたず。天応元年(781)、社殿建立。天平2年(730)、社殿再建。夢のお告げにて、氏子内に美酒醸造家あらわれ、後に社名を御酒神社と改めます。
  御酒神社(みさかじんじゃ) 兵庫県三木市細川町垂穂581 拝観無料  駐車場あり

当社の前を流れる小川の川沿いには磐座が多く、「大己貴命(おおなむちのみこと)」が天降り、岩宮として霊地になっていました。

白塀の一角の巨岩がはみ出しています。

境内東からの入口に大きな磐座です。この磐座が元の岩宮で、大己貴命が天降った。磐座に奉祖神社があり、二つの巨岩の間に隙間が空いています。

磐座拝殿の間に白鳥神社があります。磐座(岩宮)の間から白鳥が飛び出して神功皇后を道案内したと云う伝承があります。

境内にはひときわ存在感を放つ巨岩がそびえて6メートルはあろうかという大きさ。上部は緑色のコケに覆われ、頂上には石灯籠が置かれていて、古くからの信仰の歴史を感じさせます。

仁平2年(1152年)に再建、神のお告げで酒造りをすると美酒ができたので社名を御坂神社から御酒神社に改称したと云う。御酒神社の伝承による「垂穂」と「瑞穂」由来で、細川町「垂穂」と「瑞穂」の地名となった。大日靈貴尊(おおひるめむちのみこと)と天兒屋根命(あめのこやねのみこと)を合祀し、「御酒三社大明神」として崇敬された。神功皇后が当地より献上された

御神酒(おみき)」が語源で、「御酒」から「三木」になったと云われています。

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