神功皇后の遠征の時、皇后に助言を与えられた、底筒男命中筒男命表筒男命(住吉大神)の和魂を神命によって祀られた社であります。後に神功皇后を加えて四座としました。海路の神として古来より崇敬を受けてきたのが住𠮷神社です。

    住吉神社    兵庫県明石市魚住町中尾1031  拝観・駐車場は無料

鳥居は、海に面したところにあり、神功皇后三韓征伐の際に播磨灘で暴風雨遭遇し、魚住に上陸ご滞泊になり神籬をたてて住吉大神に平穏を祈願されたところ、暴風雨がおさまったとされています。凱旋後神功皇后により住吉大神摂津国住吉に祀られました。その際、皇后の衣を松の枝に掛け干していたところ、風になびき錦のように美しく見えたことから「錦ヶ浦」と呼ばれるようになりました。

住吉大明神は、「播磨国に渡り住みたい。藤の枝の流れ着く所に祀れ」とお告げを出され、藤の枝を海に浮かべると、魚住に流れ着いたそうです。この御神慮によって、464年(雄略天皇8年)この地に住吉大神を勧請したのが創建と伝えられ、1292年(正応5年)に現在地に遷座しました。初めて住吉大神が祀られた地ということで、住吉神社の発祥の地とも称されています。

花の名所としても知られる住吉神社では、晩春の藤棚の美しい姿を見ることができます。

 海からの穏やかな風に揺れる藤の房が、その下をくぐり抜けると、祓い清められたような清々しさを感じさせられます。

今の時期は、藤の花が見頃を迎えつつあります。

住𠮷神社の藤の花が見頃となり、薄紫色の花穂が咲き誇る藤棚には甘い香りが漂い、初夏の訪れを告げています。

神功皇后が木の国(現在の和歌山県)から大藤の枝を海に浮かべたところ、流れ着いたのがこの地であったと伝えられ、その由緒にちなみ、明治中期に植えられた藤は今、大きな藤棚となって潮風に揺れる姿が参拝者を楽しませるようになりました。

藤棚から垂れ下がる、藤の房は見事なもので最高です。

住吉神社の御神木「祓除(はらい)の藤」で、明治中期に植えられた藤がこんなに大きく成長して藤棚となり参拝者を楽しませるようになりました。

花の神社と有名ですが、海路の神として古来より崇敬を受けてきた神社で、今は、藤の花が見頃で、後に控えている「紫陽花の花」でも有名です。是非

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