サクラソウは、サクラソウ科サクラソウ属に属する多年草の植物です。日本では北海道から九州にかけて広く分布し、高原や原野に自生しています。4~5月に桜に類似した花をつけ、江戸時代から春を代表する花として親しまれています。

昨年の3~5月ごろまで咲いたサクラソウの種を採取して、少し涼しくなった9月ごろに種をまきました。少し大きくなってから株分けして植え付けです。

サクラソウは高温多湿に少し弱いですが、一方で、サクラソウは寒さに強いため、とくに冬越しの作業は必要ありません。休眠期に入るため水やりの回数は少なくするとよいでしょう。少しの霜・雪にも頑張っています。

江戸時代から栽培されてきた歴史の古い植物です。現在300余の品種がありますが、その半数は江戸時代から脈々受け継がれてきたものですが、種から10年以上も脈々と育っています。特別な環境変化がない限り育つ花です。

サクラソウの花言葉は「少年時代の希望」「初恋」「自然の美しさを失わない」「純潔」です。

「少年時代の希望」や「初恋」は花期の短さに通じます。「自然の美しさを失わない」や「純潔」は、かわいらしくも上品な花の特徴にちなんでいます。さらに、ピンクには「長続きする愛情」、赤には「美の秘訣」といった花言葉もついています。

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