全国のえびす神社の総本社である西宮神社は、古くより篤い崇敬を受け、特に室町時代以降は「えびす・だいこく福の神」といわれるように、えびすさまが福の神の代表となり、そのご神徳は人形操りや謡曲、狂言などの芸能を通して全国津々浦々にまで広まっていきました。

    兵庫県西宮市社家町1-17 

西宮神社の宵えびす。阪神西宮駅を降りると、西宮えびすの活気が満ちています。普段の平日というのに多くの人が駅から西宮神社までいたるところに屋台か出ています。

1月9日〜1月11日の間の十日えびすには、境内と境外合せて300店舗以上の露店が出店するのでしょうね~。屋台メシを食べに西宮神社の十日えびすへ来る人も多いでしょうね。いたるところにゴミ箱を設置しているので、店の付近や道も綺麗でマナーもいいんでしょうね~。

鳥居をくぐり赤門を入ると眼前に松林が広がりますが、ここにも沢山の屋台が出ています。西宮神社は 福の神として崇敬されている えびす様をおまつりする神社の総本社で、全国に約3,500社あるえびす神社の総本社(名称「えびす宮総本社」)で、地元では「西宮のえべっさん」と呼ばれています。

西宮のえびす様は、大阪湾の神戸市、岸和田の沖より出現されました。鳴尾、今の西宮の漁師がご神像を拾い申し上げ、お祀りしていましたが、ご神託により、西の宮地、つまり西宮にお移しされて、お祀りしたのが起源です。現在、一月の十日えびすには、百万人に及ぶ参拝者で賑わい、開門神事は福男選びの御神事として有名です。9月の海上渡御祭りが、秋の西宮祭りとして賑わいます。

えびす様は、七福神のお一人の俵は豊作、鯛は大漁、打ち出の小槌は金運・商売繁盛、大きな袋にも願いを叶える素敵なものがいっぱいです。苦しい時も、笑顔で地道に頑張る人を、えびす様は応援して下さるのです。お祓いしてもらいながら拝殿に参ります。

賽銭箱の側迄行けなかったので投げ入れたけど此れでもいいのかな? 向かって右からが第一殿で、蛭児大神を祀り、中央が第二殿、天照大御神及び 明治初年に大国主大神を配祀、左が第三殿で須佐之男大神を奉斎しています。天照大御神、蛭児大神、須佐之男大神の三神は日本書紀本文によれば御兄弟の神と 言われています。大国主大神は式内社・大国主西神社が西宮であるとの謂れから、 明治になって配祀されようになったと考えられます。

兵庫県の西宮神社では、商売繁盛を願う「十日えびす」が始まりました。

商売繁盛の神様、「えべっさん」の総本社・西宮神社には、商売繁盛や家内安全を願って朝から多くの参拝客が訪れています。

緋袴などに身を包み、髪を整えた女性がずらりと並び、「えびす様のように優しい笑顔で参拝者を迎え、みなさんの手を通してたくさんの福を授けてください」とあいさつをしています。

「十日えびす」は11日までで、約100万人が訪れる見込みです。

   ~次回を お楽しみに では またね~