紫式部は、世界最古の長編物語である「源氏物語」を書いた人物です 源氏物語に登場する光源氏と明石の君の恋の話は、身分の低い列子と貴公子・高藤の恋の話がモデルであるとされる場所が神戸市と明石市にあります。

    明石市大観町11-8  

善楽寺は、戒光院・円珠院の総称で、市内で最も古い寺院です。戒光院には平清盛を供養したという「平清盛五輪塔」や源氏物語に由来する「明石入道の碑」や「浜の松の碑」があり、円珠院には宮本武蔵が作庭したと伝わる枯山水があります。

戒光院には平清盛を供養したという「平清盛五輪塔」や源氏物語に由来する「明石入道の碑」や「浜の松の碑」があります。

円珠院には宮本武蔵が作庭したと伝わる枯山水があります。

明石入道、住吉の神のお告げにより、須磨の光源氏を迎えに行った人物。妻は明石の尼君。都で三位中将の官職にあったが、京を離れて播磨守となり、そのまま出家して明石の浦に住んだ。娘の明石の君が「天皇の母となる娘を産む」という住吉の神の夢告を受けていたため、光源氏を明石に迎えると明石の君を引き合わせた。光源氏が京へ戻った後、明石の君は女児を出産(明石の姫君)。その後、明石の君明石の姫君光源氏に誘われて上京。明石の姫君紫の上の養女となって育てられ、11歳の時に裳着を行い、東宮(のちの今上帝)に入内。13歳で懐妊し、男児を出産(第一皇子)しました。

戒光院の隣には、無量光寺があり、光源氏が住んだ源氏屋敷の跡だと云われています。「源氏物語」のゆかりの地で、光源氏が月見をした寺として知られ、境内には「源氏稲荷」があります。

山門前には、光源氏が明石の上に住む「岡辺の館」へ妻問うときに通ったとされる「蔦の細道」があります。光源氏がこの細道を通ったのでしょうね~。

神戸市西区櫨谷町松本には、

明石の入道は高潮を恐れて、娘の明石の君を「岡辺の家(岡辺の宿)」に住まわせていました。八月十三日の名月の夜、光源氏は「浜の館」から「岡辺の家」へ向かい明石の君と結ばれます。やがて明石の君は懐妊。誕生した女児は成長し帝の中宮となることで、光源氏と明石一族に繁栄をもたらせました。源氏物語に登場する「岡辺の家(岡辺の宿)」跡として、現在、「岡之屋形跡」と記された碑があります。「岡之屋形跡」碑の隣りには、明石入道の供養碑もあります。

  ~次回を お楽しみに では またね~