長田神社の本殿北に鎮座している楠宮稲荷社の御祭神は倉稲魂神で五穀豊穣・商売繫盛のご利益があります。

多くの人が参列しています。楠宮稲荷社には赤えい絵馬が所狭しとかかっており、あらゆる持病に霊験あらたかと伝わりますが、特に痔疾平癒のご神徳で知られています。拝殿でお参りして、左側から裏側へ

楠宮稲荷社の社殿近くに大きなご神木の「くすのき」があります。その昔、台風による増水で境内が水に浸かっている時に赤エイの群が入ってきました。村人が赤エイを追いましたが「くすのき」の付近で見失いました。それ以来、この御神木の「くすのき」は神の化身である赤エイが宿る場所として崇敬されています。

赤えい絵馬に、年令、干支、男女別を書き 御神木周囲の透垣に掛けて祈願するが、あらゆる疾病に効験があるとの病気平癒の深い信仰がありますが、その90%は痔疾平癒の祈願であり、楠宮稲荷社は「痔(じ)の神様」と言われています。

このご神木に、神の化身であるアカエイが宿っていると信じられている「樟(クスノキ)」です。

赤えいが描かれた絵馬には、願いを書いて奉納するのですが、痔の祈願ということで名前を書くことははばかられ、「年齢・干支・性別」のみの記入で奉納するようになっています。

  ~次回を お楽しみに では またね~