神戸といえば華やかな文明開花をイメージしますが、明治より数百年以上さかのぼる平安時代には、既に港町として親しまれていました。生田神社は、さらに歴史をさかのぼる201年に創建されたと伝わる日本有数の古社です。

     神戸市中央区下山手通1丁目2-1   

生田神社が鎮座するのは、神戸中心部の「三宮(さんのみや)」というエリアで、レストランやカフェをはじめとする飲食店やブティックなどが軒を連ねる賑やかなショッピング街として知られています。生田神社の最寄り駅は、JR 神戸線「三ノ宮駅」および私鉄各線の「三宮駅」です。駅の場所は利用する路線によって異なりますが、徒歩5〜6分でアクセスすることができます。

最寄り駅から西門筋ー生田神社参道へ入って行くと「二の鳥居」で 唯一木材でつくられているのが特徴です。「一の鳥居」は、

JR山陽本線より南にあります。「二の鳥居」の使用されている材木は、かつて伊勢神宮の柱として使われていたものなのだそうです。天照大神を祀る内宮本殿を構成していたヒノキ材ということもあり、大変有難いものなのです。

「楼門」の正面に位置するのが、三ノ鳥居です。

三ノ鳥居の正面に位置する「楼門」は、生田神社の参拝者を最初に出迎える門です。この門は境内の南側にあるのですが、生田神社には北側を除く東西4ヵ所にも門が設けられています。

「楼門」の右手には、「かがみの井」とも云われ、壽永の昔(800年前)源平生田の森の合戦の折、梶原景季がこの井戸の水を汲んで生田の神に武運を祈ったと伝えられています。

神功皇后元年(西暦201年)三韓外征の帰途、今の神戸港にて船が進まなくなったために神占を行ったところ、稚日女尊が現れ、「私は活田長峡国に居りたい」と申されたので、海上五十狭茅という者を神主として祀られた。稚日女尊は神代の昔、機殿(はたどの)で神服を織っておられました。稚日女尊は国民の生活の豊になる様、一般の方は基より各企業、団体様の更なる繁栄とご健康また諸々の災いがなく家庭生活をお守り下さるご神徳があり広く信仰されているパワースポットです。

   ~次回を お楽しみに では またね~