下山③ 北海道旅行⑨ | 少年よ!ダンベルを抱け

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JBBFのフィジーク選手です。コンテストやトレーニングの他にも、旅行やカメラなど趣味のことも書いています。良かったらフォローやいいねもお願いします。

 平素よりお世話になっております。

 最近よく聞く音楽は『きゃない』のめらがくでございます。

 特にバニラが好きです。是非聴いてください。

 

 さて、前回の話の続き。

 5号目まで下って、あとはロープウェイに乗るだけ!そしたらこの登山も終わりです。

 しかし、 

・あなたが登り始めたのは5号目から

・登山口から5号目までの道を見ていない

・これであなたは満足ですか?

という思いが頭の中を巡る。

 

 そして、時計を見る。

 14時。

 まだ時間はある!むしろ、ここで行かなければ必ず後悔する。ならば行こう。

 ということで、折角買ったロープウェイのチケットを使わず、自らの足で下山することに。

 

 シャアばりの

『見せてもらおうか。登山口から5号目までの登山道とやらを』

という心境で、下山を開始します(写真はイメージです。決してこんな重装備で登山をしたわけではありません)



 そして、ロープウェイ乗り場の方に道を教えてもらい、いざ下山してみると、道が狭い!足場が悪い!岩が多い!そして激坂!


 5号目からの登山道は道幅があったので、安定した足場を選びながら歩けましたが、こっちはいわゆるけもの道で足場が悪かろうと避けて通ることができません。




 これぞ山道!岩に生えたコケに何度か滑りそうになりながらも、登山口が近くなると徐々に道もなだらかに。




 最後は花々を堪能しながら、約1時間で登山口に到着!

 そこから旭岳を見上げると少しだけ晴れ間が差していました。

 『さよなら』と言っているのか、『またおいで』と言っているのかは分かりませんが、景色も人も同じ。


 『縁があったらまた会える』


 というわけで、旭岳に別れを告げ、車に乗って、最後の夜を過ごす札幌へ向かいましたが、ここから先はまた次のお話。

 それではっ!