旭岳登頂!!② 北海道旅行⑧ | 少年よ!ダンベルを抱け

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JBBFのフィジーク選手です。コンテストやトレーニングの他にも、旅行やカメラなど趣味のことも書いています。良かったらフォローやいいねもお願いします。

 平素よりお世話になっております。

 好きな昆虫は『カブトムシ』のめらがくでございます。

 オスの王者感がたまりません!それなのに一度卵から育ててみたら、4匹全てメスでした。


 さて、前回の話の続き。

 旭岳を目の前にして、私の装備品はトラッキングポール、水、あんパンとサラダチキンをそれぞれ2個と雨衣(防寒兼用)だけ。

 ネットで見る限り、難易度自体は高くないので必要最小限の装備ですが、霧は想定外。

 若い頃に訓練で山に登っていたので、多少の経験はありますが、それは10年以上前の話。

 むしろ、変な自信をもつよりも臆病な気持ちで挑むことが大切。


 そこで、

①  14時まで

②  水筒の水か食料がなくなる

③  霧で全く足元が見えなくなる

④  寒さで震えが出る

という条件を自らに課し、1つでも当てはまった場合には即下山します。

 

 そして、山頂へ向かって歩き出す。

 歩き始めてすぐに気付いたのですが、割と重装備だったご夫婦も含めて、一緒にロープウェイに乗っていた人が誰もついてこない💦

 そうです。

 まさかの全員がハイキングコースを選択💦

 霧で視界が悪いうえに、周りに人がいない・・。

 一気に不安になります。

 さらに、この5号目から6号目までがとにかく激坂



 さらに霧がかかるとこんな感じ 


 途中、下山している人たちから『頑張って』と励ましをいただきましたが、これは本当に嬉しかった!

 そして、7号目と8号目の間で小学生くらいの男の子を連れた家族連れに追いつく。まだ登山者とは会えていなかったので、これも嬉しかった。

 

 

 こまめに時計を見ながらなおも登る。

 登山口の案内板やネットでは登山口から山頂までの目安は2時間半。単純に1合間を30分で登ればいいのですが、登り始めから50分で9合目まで到着。


 

 6合目までは激坂でしたが、それ以降は割となだらかでしたので、ペースをあまり崩さないように登っていたら、いつの間にか9合目まで来ていました。

 この頃にはちらほらと他の登山者の姿もあったので、精神的にも余裕がありました。

 しかし、

  『災いは頂点に棲む』

あと少しで山頂ということは滑落した場合の落下距離も当然長くなります。足場は安定していますが、走ったりせず、1歩1歩進めます。

 そして、登山開始から約1時間10分後の12時10分 


 旭岳登頂!


 予定よりもかなり早く登頂できましたが、写真のとおり、景色は全く見えず💦

 でも、たしかに登りました!

 ということで記念写真


 このあと、あんぱんとサラダチキンを食べながら、少しでも晴れ間が差すのを待ちましたが、結局晴れることはなく、20分ほどしたところで、体が冷える前に下山開始。

 一見、登りの方が大変に見えますが、危険なのは圧倒的に下り。

 足場が安定している岩を確かめながら下り、13時10分、5号目まで下山。

 その後は、5号目のハイキングコースを散策し、ロープウェイに乗って登山口に戻れば、今回の登山は終わり!!!のはずでしたが・・・

 それはまた次のお話。

 それではっ!