また前回の続き


療養期間に自分のためにやれることをやろうって思えるまでには、あるきっかけがあった。


入院中に友達からもらった(衝撃の)言葉があった。

『いつまで自分の事誤魔化してるの?体からのサインを無視しないで!』


すごく心に突き刺さった。

意味が分からない、けどすごく衝撃だったびっくり

え、私が悪いって言うの?

え、私めっちゃ頑張って来たんだけど?

誤魔化すって何なの?

なんなら私がある意味被害者では?

(自分を犠牲にして頑張ってたんだから)

なぜ今の私にそんな酷いこと言うの?えーん



認めたくなかった。

でもその言葉は心から離れなかった。


訳が分からなくて、しばらく混乱し、

涙が止まらなくなった。

悔しさと情けなさと、悲しさ、自分を責める気持ち、いっぱい出てきた。


それを感じ、涙が溢れて止まらなかった。

「なんで?」

「私のせいなの?」

「頑張って来たのに」「必死で耐えて来たのになんでこんな目に合うの?」

「もう分からない、誰か助けてよ!」

こんな考えで頭の中はいっぱいだった。

泣いて悔しくなって、悲しくなってまた泣いて。

考えても解決策なんて、浮かばなかった。

ただ体の痛みを感じて過ごした。

体と同じくらい、心もジンジン痛みがあるように感じた。

『本当は嫌だーーーー‼︎』と、大事で叫びたかった。

私嫌なんだ。本当は嫌なのに我慢してたんだ。

だから、違うとこ見て幸せ探してた。

上手くいってそうな人や、成功してる人、幸せそうな人の中に、幸せになるヒントがあると思って、そっちばっかり見ていた。


1人の自分が言うえー:『もう少しの辛抱だよ。もうすぐ幸せが来るから。こんなに我慢してるんだもん、大丈夫だよ。今、一生懸命幸せ探してるからね、待っててね。』

もう1人の自分ショボーン:『もう、ずっときついんだ。お願いだから、幸せ探し回るのやめよう。もっと私の事見て!』

1人の自分えー:『何言ってるの、大丈夫やれてるんだから。皆んな我慢して生きてるんだから、自分だけワガママ言えないでしょ』

もう1人の自分ショボーン:『もう限界だよ、、、』

1人の自分ニヤリ:(聞こえないふり)


こんなやり取りが見えた。

自分に対して、なんてひどい事してたんだろう‼︎えーん

それに必死で耐えていた自分にごめんねでいっぱいだった。

『ごめんね、ごめんね〜。ひどい事して来てごめんね』そう謝っても、もう1人の自分は私の事責めなかった。それにも泣いた。いつもそうだった事に気づいた。


自分の愚かさにも優しさにも気づいた瞬間だった。

(続く)