文化芸術、福祉活動などで地域に貢献したり継続した地道な活動や草の根的活動など…に対して送られる、
愛知県遊技業協同組合が主催の『第27回パチンコ大衆文化・福祉応援賞』を、和楽として受賞いたしました。
素敵なシルバーの賞状です
突然その朗報が舞い込んできた日、
昨年からお世話になっているパチンコ店関連の、今度は式典での演奏依頼か?とか、
何か騙される新たな商法か?とか…
それこそ授賞式に行くまで『ぬか喜び』にならないよう『何かある。きっと、まだ何か段階が…』と半信半疑だった私達(笑)
他薦して下さった方がいたからこそ、まさに賞の意義の一つ『隠れた人材の掘り起こし』さながら、
私達がこうして選考に上がり、2日かけて審議されるという20倍の難関(200名を越すエントリーから、大衆文化賞5組、福祉賞5組が受賞となる)を突破し、
陽の目を見ることができたのです。
(授賞式及び、受賞者については5月23日の中日新聞、中日スポーツあたりに掲載されているようです。愛知県遊技業協同組合HPにも)
東海地区初の女性だけのプロユニットとして、こうして11年の歳月をかけて作り上げてきた事や、
微力ながらも、社会福祉、社会問題、チャリティーなどに音楽家として出来ることを模索して、
各関係者の方々に少しでも協力し続けてきたことが
受賞の大きな要因となったそうです。
そんな私達のことを理解し、いつも見ていて下さり、アクションを起こして下さった推薦者の方…
選んで下さった審査員の皆様…
ありがとうございました!
本当は、仰々しくお知らせするのもなぁと思っていましたが、
推薦して下さった『どなたか』が一番、この受賞の知らせを楽しみにしていらっしゃるだろうことを思うと、
こうしてお知らせせずにはいられないわけです。
また、この賞を設立し、継続して来られた関係者の方、審査員の皆様に感謝の気持ちも伝えたかったのです。
今まで本当に地道に、しかも小さな個人レベルの活動力で続けてきて、
大それた企画も用意する器がなく、かといってプロ=営利 という壁も時には邪魔をするため、
資金の補助や助成金、賞…などの規格には外れてしまう、
私達のような、隙間にこぼれ落ちる(しかも、たぶん一番、生活も成り立たない危険を抱える)立場の音楽家、芸術家がとにかく多く、
続けていくことに断念するアーティストがどれだけ居ることか。
でも依頼者だって予算がないからアーティストを呼べない…そんな、同じ様に個人レベルでありながらも何とか良い演奏を届けたいと思い、ポケットマネーでアーティストを呼ぶ方々もいます。
アーティストも、できれば演奏を届けたい現場なのに、自分はよくてもメンバーのギャラや経費の工面はどうしたらよいんだろう…
互いに無理をすれば継続も難しい…
そんな現状も事実です。
何しろ、個人レベルが音楽をビジネス(ビジネスといってもピンキリです)として成功させる事は無理なんじゃないか…
とすら思う日々もありました(~_~;)
今回私達が戴いた賞の存在は、様々な人々の思いを叶えてくれたり、
とにかく結果を出すまでは、やり続けるんだという私達のような『続けることの辛さ』を味わってきた者にとっては、
その時々に噛み締めた辛さや悔しさもひっくるめて認めていただけたような気がして、
それが何よりのご褒美です。
この賞が今後も続き、地道に認められるべき活動をしている人達を表彰し、それが、地元の文化福祉活動を活性化していく事に繋がる、という賞の意義のもと、沢山の人に夢や希望や光を与えて下さる事を願います
相変わらず引っ込み思案な私は、授賞式後のパーティーで、この感謝の気持ちと受賞を大切に生かしたい気持ちを皆様のテーブルを回ってお伝えしてくる事もできず、
一部の方としかお話できませんでしので、
長文ではありますが、この場を借りて
理事長はじめ審査員の方々、関係者各位様、和楽を推薦して下さった方に伝えたいと思います。
そして皆様!これからも私達を宜しくお願い致します!