先日、いただいたお手紙に入っていた記事…の隅の方に載っていた記事…
硫黄島で収拾された遺骨から、初めて身元が判明したという記事。
ようやくお家に帰ることができたんですね。
まだまだ国内外には物凄い数の遺骨が眠っています。
こちらはNPO団体が精力的に遺骨収拾をしている団体『空援隊』
主にフィリピンなどの地で収拾していらっしゃいます。
特に海外の場合、例え見つかっても、日本兵の遺骨であるという裏付けが必要だったり、
日本へ連れて帰るのにも、いくつかの手順を踏まなくてはならず…
ホームページの紹介動画ページでは、そんな様子が沢山紹介されています。
空援隊に参加されたアルピニストの野口健さんが言っていたのですが、
数百、数千と、数だけ聞くと、へぇ~…そんなにあるんだぁ…と漠然と感じるかも知れないけど、
この人は、こういう家族がいて、こういう状況で戦争へ行き、こんな風に戦い、
こういう状況で亡くなった…
と、1人1人の人生を想像すれば、その数がどれだけの事か、
重みを感じることができるはず。
本当にそう思います。
単位は百とか千とか万じゃなく、『1』なんですよね。
1…なんです。
1人が生まれてから亡くなるまでの歴史やドラマがあり、
それが、×(かける)10や、100や1000…
なんですね。
世界が平和になるのはいつなんでしょうか。
争いの当事者でない人達が巻き込まれる『戦争』。
戦争が無くなることを、
当事者でない人達は皆願っているに違いありません。