今日で三度目の合わせリハーサル。
MINAも今日からは当日の様子までバシバシ、写真を撮ります☆
監督や奏者の皆様には、よい写真はデータで送らせていただきますので、楽しみにお待ちください♪
さて。今日のブログは長いですよ~!
まず、こちらは友永の携帯(シルキーさん)で撮ったリハーサルの様子。
休憩中のショットですが
というか、シルキーさんって?答えは以前書いたブログの中にあります。(笑)
話は飛びますが実はもう、私今、バタバタで…
頭から煙出てました…
つい先程まで。
5月のチャリティーコンサート用に、今までアドリブ任せだった箏の譜面をちゃんと作曲してパソコンで書き加え(勿論参考MIDIも)る事、3曲。
急ぎなので1日1曲で3日頑張って、今こんな時間になりました
(+_+)
無料版のソフトなので、機能的に時間はかかりますが…でも出来上がった音源を聞くと幸せなのだ
だって理想とする完成形に近いわけじゃないですか。
かなり感動ものですよ♪やばい。ハマる。これは。
実は有料版Finaleシリーズの一番手軽なのを安く手に入れましたので、手元に届いたらきっと、もっと楽になります♪機能もほぼ足りる感じだし♪
で、話は戻りますが、ピッコロやフルートさんと違い、篠笛は半音ずつの運指がなく(九割が指ずらしでカバー)、また、1オクターブ上がるとき、
ラからドは『ほぼ解放』から『ほぼ全押さえ』に飛びますよね?
しかも、2オクターブ上のドからソ(これ以上上はありません)だけは、指を順に使わず、結構飛びまくりますよね?
(篠笛吹かない方には解りにくい話ですが…)
なのに切ないことに、ラシドレ…とか、シ♭ドレミ…とか…特に一番高いラから上の集団の行き来は、頻繁に出るメロディーです。
篠笛用とか囃子には、あまり出ないでしょうが、普通のジャンルには出てきます。
しかも…指的に頑張っても『タラララ』と、滑りがちな運指の部分で、
しっかりアクセントが欲しかったり、
1音1音が『タカタカ』と、際立って欲しかったり…
そんな意図で作られたフレーズをキッチリ再現できず、
もどかしいやら全く…
勿論、時々によって最適な新しい運指を発見することもできますが、
残念ながらピッチが合わなかったり…
笛の癖によって同じ指でもピッチが変わっちゃったり…
笛は基本、1本1本手作業で作ります。金属やプラスチックではなく、
竹ですから全く同じではなかったりもします。
有名笛師のメーカーでも、若干違いがある事も。
音がドレミファ…と上がってくるときと降りてくるときで同じ指でも出が悪いとか、音が微妙に気になる不安定な箇所があったり…
邦楽器独特というんでしょうか…
ピッチを合わせるにも、音によって高くしたり低くしたりしなきゃいけない不安定さ…
メリ・カリしまくり
(メリとは、顎を引き、歌口に多少被ることで音を下げる。カリとは、その逆で顎を突き出すようにすることで歌口を広げぎみにし、音を上げる)
先程の運指の話ですが、私自身が作る曲も、囃子や篠笛曲とはジャンルがちがうので、ついつい運指の流れの悪いメロディーを入れちゃいそうになるし…
もっと日頃自分に集中できる時間があれば、運指を丸ごと変えちゃえばいい(移調して)んですけど…
キーによっては、移調するには笛を変えなきゃいけない。それはかなり雰囲気が変わるわけですよ。音の全体の高さが。
分かりやすく言えばソプラノを求めてるのにアルトやテナーが来たら困るでしょ
そんな感じの違いです。
笛は全部で13種類あり、
一本、およそ半音づつ音が変わっていきます。
有名メーカーでは、四分の1刻みもあり、計20本あったりします。
↑
豆知識って事で
それはさておき…
以前生徒さんに言われました。『先生は仕事が多すぎる』
私もそう思う(爆)
でもマメな細かい仕事、嫌いじゃないから、ほとんど全部(特に印刷、映像、音源、資料関係は)やっちゃう性分で
それがいかん。
それぞれに専門のスタッフがいる現場に遭遇すると毎回『こうでなきゃね』と痛感します。が、素晴らしい資料を見ると『私もこれくらい揃えるべきだなぁ』と
資料作りの参考にしてしまう思考回路…
で、話は戻りますが…
リハーサル後、監督さんから『会場の下見に今日行くけど、良ければ来ませんか?写真も沢山撮っていいですよ♪』とお誘いいただいたので、
行ってきました!
名古屋能楽堂。
以前から『楽屋口から舞台まで、足袋か靴下を着用しなきゃいけない(木材保護のため、脂が付かないように)』のは聞いていましたが、
何と舞台上の柱とかは『手でさわってもいけない』そうですね
奏者さんが『手にも足袋履いたら?(笑)』って言ってましたが…(爆)
できれば個人的にはやってみたい…
『つまづいたり、万一転んだら…』
手で柱や床に触らぬよう、エビ反りで、お腹のみで頑張るとか、いかがでしょう(笑)
↑
やれたら凄い。かなり根性いるけど…
さて、ここは何処でしょう。中々普通では見れないアングルなんですよ♪
ここも。
奥に見える五色の幕のアップの写真を間違えて削除してしまった悲しい私…
やはり美しいですね。
いつか和楽や奏者としても立ちたい舞台でしたが、こういう形(しかも邦楽コンサートじゃない形)で実現するとは!!
皆様、是非お越しくださいね!!
この檜舞台一杯のオーケストラは感動間違いないです!