香育の日(5月19日 記念日)

こんにちは。神木保祐(かみきほゆう)です。

今日は香育の日とのことです。

アロマテラピーといえば、様々な香りがありますが、

みなさんは好きなハーブはありますか?

東京都渋谷区神宮前に本部を置き、アロマテラピーを通じて人々の心身の健康に寄与し、その普及・調査・研究などの活動を行う公益社団法人・日本アロマ環境協会(AEAJ)が制定。

日付は「こう(5)いく(19)」(香育)と読む語呂合わせから。

「香育」(こういく)とは、子どもたちに向けた香りの体験教育のことで、植物の恵みである精油(エッセンシャルオイル)の香り体験を通して、五感のひとつ嗅覚に意識を向け、豊かな感性や柔軟な発想力を育むとともに、人と植物の関わり、自然環境の大切さを伝える。記念日を通して「香育」の大切さを伝えていくのが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

日本にも香道という「香文化」があります。

香道(こうどう)は、日本の伝統的な香文化で、

香木やお香を焚き、その香りを楽しむ芸術および精神修養の一環です。

この文化は、禅や茶道などの他の日本の伝統芸術と密接に関連しています。

香道の歴史は平安時代(794-1185)にさかのぼり、

室町時代(1336-1573)に現在の形式が整えられました。

香道の基本概念

  1. 香木:香道で使用される主要な材料は、沈香(じんこう)や白檀(びゃくだん)などの香木です。これらの木は、自然に芳香成分を含んでおり、焚くことで独特の香りを発します。

  2. 香炉と道具:香道では、特別な香炉や灰、炭、香箸(こうばし)などの道具が使用されます。香木を香炉で焚き、その香りを直接楽しむのが一般的です。

  3. 香の種類:香道には、さまざまな香の種類やブレンドがあります。たとえば、「六国五味」(りっこくごみ)と呼ばれる、香木の産地と香りの特徴を分類したものがあります。

  4. 香の組み合わせと作法:香道では、香りの鑑賞を通じて精神の集中やリラックスを図ります。特定の作法やルールに従って香を焚き、その香りを参加者が順に楽しむ「組香」(くみこう)という形式もあります。

香道の精神性

香道は、単なる香りの鑑賞だけでなく、精神修養や内省、感性の磨きを目的としています。香道のセッションは、静寂と集中を大切にし、香りを通じて心を落ち着かせ、自然との一体感を感じることを目指します。

香道の実践

現代においても、香道は伝統を守りながら継承されています。香道教室や専門家によるワークショップが開催されており、初めての人でも体験する機会があります。また、香道具や香木も専門店で購入することができます。

香道は、日本の美学や精神性を理解するうえで重要な要素であり、その深遠な世界に触れることで、現代の忙しい生活から一時的に離れ、心の平穏を見つける手助けとなります。

 

日本人て昔から香りを楽しんでいたんですね。