大は小を兼ねません。 | パンチサイクル~井戸端パンチ~

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自転車小僧の成れの果て・・・ネタがある限り日刊です。ワケがわからなくても、笑って許して下さいな。

  「大は小を兼ねる」という言葉があり、そのものズバリ、大きな物は小さい物の代用になる……という事。


   その昔、缶コーラといえば右の250ミリリットルのサイズでした。それが現在主流の350ミリリットルに……同じ販売機で並んで売られていた事もあり、製造元曰く「350では多い」というお客さまへの選択肢のサービスとの事でした。この余裕、恐るべしコカ・コーラですな。



   自転車屋の修理といえば、パンク修理が筆頭でしょうか……その価格も様々で、500円くらいから1000円オーバーと、正直どれが適価なのか分かりませんです。


   所謂“100均”でパンク修理セットが買える昨今「自分で直すぜ」という方がおられても不思議ではありません。しかし、その修理が原因で持ち込まれるケースも多々あり「結局やり直しだわ」となるのでした。
   

   因みにこちらは、空気を完全に抜かずにパッチを貼った例……空気を抜くとシワシワになっております。


   パンクしたチューブの損傷も様々ですが「とりあえずデカいの貼っときゃいいだろ」と思うのが人情。

   チューブだけで空気を入れると驚くほど伸びますが、タイヤの中では当たり前ですがタイヤの大きさまでしか伸びません。そう……収縮率が違うんですな。

   「大は小を兼ねる」ならデカいパッチ1種類あれば事足りるワケで、様々な大きさや形のパッチがあるという事は、その収縮率を考慮してパッチを貼るという事だったりします。

   万が一「サービスで大きいの貼っときました~」などという自転車屋がいたら「大は小を兼ねないわよ」と言ってみましょう。