のんびりホテルステイのお共に持ってきた本数冊。

全部同じ著者 君野倫子さんのものです。
 
 
 
1番最初に出会った君野さんの著書はこちらの「半幅帯の結び楽しみ帖」でした。
この手の本(半幅帯の結び方)は書店にたくさんあるものの、特に本で読まなくてもいいかなぁ~と手を出したことはなかったのですが、こちらの本は装丁も手に取りやすかったし、紹介されている結び方も様々で私も娘も使えそうだったし、コラムや結び方以外のページに興味をそそられたので購入してみました。
 

 

羽織も誂えたことだし、この春からは半幅帯でも楽しんでみようと思っています。

 

 

 

この本をきっかけに、下記の2冊「歌舞伎はじめて案内手帖」「歌舞伎のかわいい衣装図鑑」も購入しました。

 

 

今年こそ、いや今年から?歌舞伎デビューしたいと思っていたので、ちょうど良いと思って。

 

「歌舞伎はじめて案内手帖」は観劇のマナーなどのほかに各地の劇場の特徴や名物、お土産から劇場へ着物でお出かけする際のポイントや、年中行事の楽しみ方など興味深く楽しく読めました。劇場へ観劇に行くわけではないですが、劇場近くに出かける予定があるときにはこの本にある近所のお店を訪れてみようと思いました。

 

1月に叔母の葬儀のため帰省した際お供にした「歌舞伎のかわいい衣装図鑑」は再読。というか、その時は疲れから本を開いて数ページで爆睡したのできちんと読めておらず汗今回はゆるゆるとのんびり読めました。こちらはタイトル通り、歌舞伎の衣装に関する内容で、役柄による衣装の違いなどの解説のほか、舞台で使われる小物がクローズアップされていたり、初めて知るあれこれに興味津々読みました。

が。1番ミーハーに、興味深く読んだのが、巻末のほうに書かれてある「歌舞伎座に何着てく?」のページ。席種や演目に合わせた着こなしや初めて行く人へのアドバイスなどなど…上っ面な感じというか当たり障りのないコメントだけじゃないのがなかなか面白い泣き笑い

例えば「はじめて歌舞伎へ行く人へのアドバイス」のところには「浴衣+素足+下駄でなければOK.一度洋服で行ってみて、他の観客を観察してから決めてもよいのでは?百聞は一見に如かず…です。(40代)」「着物は辛いわよ…と言います。でも着物を着た方は素敵です…。ご自分が楽しめればそれでよいのでは?(60代)」という勇気づけられるご意見もあれば「パリのオペラ座に行く気持ちで日本に置き換えたら何を着るかと考えたらどうかしら…とアドバイスします。(30代)」という私みたいな迷いの多い人間にはさらに迷路に入ってしまうようなご意見とか。「歌舞伎座に「浴衣+素足+下駄」賛成?反対?」のところには「よろしいのでは?私はいたしませんが…(60代)」とか泣き笑い参考になるような迷うようなコラム?でしたが、多くの方々の考え方やこだわりなどが垣間見える面白いコーナーでした。

 

 


まだ全然、歌舞伎観劇デビューの予定はたっておりませんが、今年はなんとか見に行けますように。

 

 カバー写真は週末土曜日、雪の中のお出かけ。