『公園での決まり事を守らないのは法律違反かマナー違反か』の完結編です。
公園での決まり事は公園内の掲示板によって表記されていますが、その内容に矛盾が生じる場合もあります。例えば張り紙禁止の公園内において張り紙で禁止を訴えたり、釣り禁止の看板がある公園内において、釣りを容認している内容の看板も同じ公園内に存在するなんてこともあります。

ある公園では、公園内に表記されている禁止事項を破ると罰金五万円を徴収するという厳しい規則が定められていますが、矛盾した二つの看板の優先度が分からずに禁止事項に抵触する行為をした場合には何か罰則があるのでしょうか。都市公園法では、公園の規則を破ったとしても直ちに処罰の対象とならないことがあります。事前に公園を管理する自治体に許可を取っていたり、違反行為が公園の利用に著しい支障を及ぼすおそれのある行為と認められない場合には処罰の対象とはなりません。ただし、その違反行為が公園の利用者に悪影響だと認められた場合、十万円以下の過料が徴収される可能性があるので軽い気持ちで規則を破るのはやめたほうがいいでしょう。もし自分の利用する公園内で何か気になることがあるならば、その公園の属する地域の役所に問い合わせてみましょう。
『公園での決まり事を守らないのは法律違反かマナー違反か』
このお題に対しての答えです。
『公園での決まり事を守らないのは都市公園法違反となり、違反者は十万円以下の過料が徴収される。ただし、地域の実情に合わせてルールを決められる仕組みになっているため、罰則内容はその地域によって異なる。』
公園は子どもからお年寄りまで幅広い年齢の人たちが利用する場所です。一部の無責任な人のせいで禁止事項が増え、本来みんなが楽しく過ごせる憩いの場所が無くなってしまうのは勿体無い話です。公園を利用する一人ひとりが周囲に気を配り、思いやりを持って行動すれば今よりもっと過ごしやすい場所になると私は考えています。
次回のお題は『マンションやアパート等のゴミ置き場に住人以外がゴミを捨てる行為は法律違反かマナー違反か』です。
つづく…
熊吉朗






