マンションやアパート等のゴミ置き場に住人以外がゴミを捨てる場合の対策は前回書いた通りですが、住人がその対策に沿った行動をしない場合はどうでしょう。ゴミ収集車がゴミを持って行った後にゴミを捨てたり、ゴミ置き場とは全く関係のない駐車場や駐輪場にゴミを放置する人もいます。監視カメラを設置して対策を講じても住人の場合、部外者と違って人が混みあいそうな時間や監視カメラの死角を知っているため特定しにくいのです。


では、監視カメラの死角を知っているのは果たして住人だけなのかと聞かれればそれは違います。住人以外が監視カメラの死角を知っている可能性は全く無いとは言い切れません。しかし、部外者が監視カメラの存在を知った上でそこを避けてまでわざわざゴミを捨てに来るとは考えにくいので、やはり住人に対しても対策を講じる必要があるでしょう。まず管理人または管理会社に現状を報告して掲示板や警告文で改善を促し、それでも状態が変わらないような場合は、もう一台見えない位置に監視カメラを設置して死角を作らないようにしましょう。この方法なら住人と部外者のどちらに対しても有効かつ一度に行えるのでお勧めです。




では、今回のお題と答えです。

『マンションやアパート等のゴミ置き場に住人以外がゴミを捨てる行為は法律違反かマナー違反か』


『住人以外がゴミを捨てる行為は、ゴミ置き場が道路に面していた場合は廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反であり、五年以下の懲役または一千万円以下の罰金を課せられます。敷地内に入らないと捨てられない場所にゴミ置き場がある場合は住居侵入の罪も加わります。単に住人が規則を守らない場合であっても再三の警告に従わないのであれば管理規則で定めている内容に則して対処することができます(例:強制退去)。』





今回のお題を検討してみて感じたのは、生活する上で自分から切り離せない問題をどう穏便に対処できるかが重要だということです。マンションやアパート等の建物を共有している人数が多ければ多いほど規則を守らない人が出てくる確率が上がり、また住人以外の犯行の可能性もあるため犯人を特定しにくく再犯率が高まります。そんな悪循環を防ぐためにも、自分たちの生活圏を気持ちよく過ごせるような場所にするためにも、少しでも住人同士が努力することが大切なのでしょう。






次のお題は『川を汚すのは法律違反かマナー違反か』です。





つづく…




熊吉朗



マンションやアパート等のゴミ置き場に住人以外がゴミを捨てないようにする対策は様々ありますが、よくある方法として挙げられるのが監視カメラを設置することです。ただし、単に監視カメラを設置するだけでは充分に効果を発揮しているとは言えません。常習者の場合、人目を避け住人がいない時間を狙ってゴミを捨てるため、人目があることを分からせることが重要です。そこで必要なのが監視カメラを設置していることを告知する張り紙です。張り紙によってその身勝手な行為が誰かに見られているということを認識させ、さらに悪気なくゴミを捨てる人に対しても、その行為は良くないということを自覚させることにも繋がります。

他にも、ゴミ箱やゴミ置き場のドアに鍵をかけ、一定時間を経過するとゴミ箱やゴミ置き場を利用不可能にするという方法がありますが、鍵の開閉をするために一定時間拘束される人が必要な上、この方法だけでは充分に効果があるとは言えません。なぜならゴミ箱またはゴミ置き場に捨てられないゴミは持ち帰られずに、ゴミ置き場の周辺や本来捨てる場所でない道路に捨てられてしまう可能性があるからです。では、やはり一番効果的な方法は鍵付きのゴミ箱やゴミ置き場の設置に加え監視カメラを併用することなのでしょうか。

しかし、上記の方法だと新しく鍵や監視カメラを買わなければならず、ゴミ対策のためとはいえ経済的に厳しいでしょう。そこで物を使わずに行う対策として私が推奨するのは、毎日ゴミ置き場を掃除する方法です。人は心理的に最初から汚れている場所に対して、新たにゴミを捨てる行為を何とも思わない傾向があるので、その心理を逆手に取って綺麗な場所を汚す行為を躊躇わせるのです。そのために綺麗なゴミ置き場を保つ手段として簡単かつ無料で誰でも出来る掃除を推奨しています。その際、なるべく住人や住居の前を通る人にも挨拶をすると監視カメラを設置する以上の効果が期待できます。ただ、それでも状況が改善しない場合は他の原因を探ってみるのも一つの方法でしょう。







つづく…




熊吉朗

マンションやアパート等のゴミ置き場は通常、住人(大家または管理人を含む)だけが利用できる場所であり、管理規則で関係者以外の利用を禁止しています。しかし、住人以外がゴミを捨てるといった問題は昔から存在しており、そのため近年では監視カメラを付けたり鍵を付けて部外者が利用出来ないような仕組みを作っているところも増えています。

しかし、ゴミ置き場が道路に面した場所にあると話は変わってきます。住人以外が立ち入れない場所にゴミ置き場があるマンションやアパート等の場合、不法に住居侵入でもしない限り部外者がゴミを捨てることは難しいと考えられますが、道路に面した場所にゴミ置き場が設置されている場合、簡単に誰でもゴミを捨てることが出来てしまうのです。また、道路に面した場所でも表通りより裏通りのような人目につきにくい場所にあるゴミ置き場は標的にされやすく、下手をすると単に住人以外がゴミを捨てるだけでなく、捨てたゴミを漁られたり持ち去られるという可能性が出てきます。

では、マンションやアパート等の住人以外が勝手にゴミを捨てずに、かつ住人のみが安心してゴミを出すにはどうしたらいいのでしょうか。








つづく…





熊吉朗