これで何枚目か・・・・
昭和に入ってから製作された組合鑑定書つきの円銀![]()
X線分析だけでもわかるのにな~
また金属顕微鏡だけでもそこそこ熟達したらわかるものなのになぜ頑なに勘に頼るのか・・・
疑いの目を持って見さえすれば場合によっては100倍程度の実体顕微鏡でも見分けられそうだが(汗)
ちなみにだが下は近代銀貨などに共通する色揚げの痕跡
もちろん個体差はあるが多かれ少なかれこうした色揚げの痕跡は観察できる
これまでの経験になってしまうが数百以上の贋作に共通することでありただの1点も時代の合わないような贋作に色揚げの痕跡があったものは存在しませんでした
こういうことを公開すると気合の入った贋作師たちはみな色揚げをしてくるでしょう
どうぞどうぞ、その程度のことでは何ら鑑定そのものに影響は出ません
ひとつの判断材料が判らなくなった、、というだけです
もっともこの時代の色揚げ処理と全く同じ工程を踏まないと数千倍以上で観察する表面構造は全く異なったものに変わってしまいますのでそれだけでも判断は出来る自信はありますが・・![]()
稀に酸などで洗いがあるものもあるが洗いと色揚げの処理痕は明確に異なるのでわかるはず
洗いの判定は実体顕微鏡で十分![]()
○○コインさん・・X線分析では鑑定は出来ない?
いやいや、、この円銀の材料が昭和に入ってからのものであるということはX線分析でわかったことですが?
昭和に入ってからも政府が密かに円銀を作っていたっていうのだろうか?
それなら私の知識不足、勉強不足に過ぎないと言うことになるのでこれまでの非礼をお詫びしなければなりませんが・・・
下がこの円銀の構造
全く色揚げがされた痕跡が見当たりません
もちろん当時の真正であってもこうした処理を免れた、いわゆるエラー材料的な個体も絶対に存在しないとは言いません
しかしながら、原材料が第二期以降(昭和も戦後以降)の電解精錬材であること![]()
ついでに言及させていただくなら鍛造圧そのものが一般的同時代品と比べ5~60%程度しかない点、![]()
また同個体上で上部と下部で鍛造圧がまるで異なる(つまり小型の単発プレス機でのプレス品)
など本品が明治期に製作された真正である可能性はございません
こんなものでも本物として扱ってくださる組合さんは寛大です![]()



