★和同開珎 分割払下取OK 琵琶湖出土皇朝銭 鑑定書発行可 W0709A
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今回は人気の琵琶湖出土の中から希少な瀬田出土の和同開珎
標準銭、中字中様の極上銭をご案内させていただきます。
中字の大様、中様、小様。。小字 につきましては↓で詳細説明いたしておりますのでご覧ください。
http://ameblo.jp/wadou708/entry-11499967324.html
中字中様 ですが、いわゆる標準銭と呼ばれるものです。
中字の標準的サイズは24.5mm前後ですが、磨輪度合いにより多少のばらつきはございますため、これまでは小様とも中様ともとれる中間的サイズの個体は分類に苦労いたしました。
しかしながら文字のサイズや、銭文径などは一定ですので現在は銭文径を厳格に計測し分類や鑑定をいたしております。
文字サイズなどから中様銭であると断定させていただきました。
これまで銭径とわずかな文字の質で大様、中様、小様と分類してまいりましたが、今後はミクロ単位での計測が可能になりましたので、状態の悪いもの、銭径サイズ不足銭でも大様、中様、小様の分類が可能となりました。
ご覧のとおり付着錆がございますが、全ての銭文は明瞭です。
もちろん1300年の年月を経ているものですので現代貨幣のようにはまいりませんがおそらく和同開珎といたしましてはトップクラスです。
皇朝銭入門者ばかりではなく上級者にも十分ご納得いただける逸品です。
本銭ですが、軽微なクリーニングによって文字がある程度掘り出されております。
皇朝銭の場合99.9%は出土銭であり、そのうち90%以上は出土時ほとんど文字が読めない状態で発見されます。
そうしたものを昔の収集家たちはブラシを使ったり細い彫刻刀のような工具で丹念に文字などを掘り起こし、輪などにあるホツレを修正する目的で外周を再研磨したり、荒れた表面を平坦に修正するため表面研磨を行いコレクションしてまいりました。
そうした個体が数十年経過し、現在一般的にお店などで取り扱われております伝世銭などという都合の良い呼び名で呼ばれ驚くような高値で取引されておりますが、実はそうしたものは加工銭であり、本来の価値のない個体であります。
個体によりましては本来の銭文の形すら変 形してしまっているものもございますし、流通によって摩耗している輪エッジなど再研磨してシャープに見せておりますために当時の特徴が消え失せてしまっている個体があまりにも多く古代銭を研究しております身からいたしますと嘆かわしい限りです。
当方では極力こうした加工を施していない本来の姿の皇朝銭をご紹介できますよう努力をいたしております。
もちろんどうしても組合などの鑑定品などが良いと仰られます方にはそのような個体もご案内はさせてはいただきますが、所詮は加工銭であるという点を皆様に知っていただきたいと思います。
本銭ですが、完全なナチュラル銭ではございませんが、文字の形状を変えてしまうほどの削りだしも、面研磨も、また輪部の修正もない個体で、錆落とし以外はほぼナチュラルといってよい状態の良い個体です。
全ての文字が明瞭に読め錆が全く残っていないような個体はただの加工品にすぎません。
皇朝銭の99%がもともと出土によって発見されたものだということをよくお考えいただきましたら伝世などと呼ばれます一見きれいなものがどれだけ不自然な姿なのかお分かりいただけるかと思います。
細分類 和同開珎 中字中様 瀬田出土銭
外縁外径 24.65-24.56 mm
外縁内径 20.50 mm
縁幅比 0.083
縁厚 1.42-1.41 mm
内厚 0.82-0.72 mm
量目 3.72 g
(簡易計測のため多少の誤差はご容赦ください また記載数値は最大値最小値ではございません)
穴銭の場合外縁内縁共に真円でないことが多く計測ポイント毎に数値が異なりますことから新たに画像解析ソフトを使用し最大径がわかる画像を掲載させていただきます(ソフトの公正性証明に10円青銅貨画像からの計測値もアップいたしますので追加画像のほうをご確認ください)
これまで測定不能でありました割れ銭なども比較的正確な数値がわかるようになりましたので参考にしてください
<銭の状況> 数値が少ないほど良好
磨耗 10
劣化 50
クリーニング 10 ブラシなどによる軽い錆落とし
その他 琵琶湖瀬田出土銭
(銭の状況は主観によるランク付けのため画像とあわせてご判断ください)