★富壽神宝 中字 分割払下取OK 希少出土皇朝銭 真正保証 F0709D | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

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★富壽神宝 中字 分割払下取OK 希少出土皇朝銭 真正保証 F0709D

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今回は富壽神宝標準銭であります 中字 というタイプのものをご案内させていただきます。

中字は富壽神寳の標準銭とされますもので、比較的一般的なタイプです。

中字の中でさまざまな修正が加えられて行くのですが、その修正によってさらに 大申 小申 などの亜種に分類されるものがあるのですが、文字サイズにはっきりとした線引きはなく中間的サイズも存在いたします。



本銭ですが小申となります
普通サイズや大申と比べますとかなり小さいのがわかります
また本銭ですが非常に細字に見えますが単に錆の落ち具合による視覚的なものに過ぎず実際の銭文の太さは標準的なものであります

オプションでX線透過撮影なども承りますのでお申し付けください。
X線透過撮影をすれば、隠れた銭文がはっきりと浮かび上がりますので非破壊でコレクションの価値そのものもぐっと上がります。

これまでご案内させていただきました 大申 や 小申 と比較してみてください。

本銭ですが、軽微なクリーニングによって文字がある程度掘り出されております。

皇朝銭の場合99.9%は出土銭であり、そのうち90%以上は出土時ほとんど文字が読めない状態で発見されます。

そうしたものを昔の収集家たちはブラシを使ったり細い彫刻刀のような工具で丹念に文字などを掘り起こし、輪などにあるホツレを修正する目的で外周を再研磨したり、荒れた表面を平坦に修正するため表面研磨を行いコレクションしてまいりました。

そうした個体が数十年経過し、現在一般的にお店などで取り扱われております伝世銭などという都合の良い呼び名で呼ばれ驚くような高値で取引されておりますが、実はそうしたものは加工銭であり、本来の価値のない個体であります。

個体によりましては本来の銭文の形すら変形してしま っているものもございますし、流通によって摩耗している輪エッジなど再研磨してシャープに見せておりますために当時の特徴が消え失せてしまっている個体があまりにも多く古代銭を研究しております身からいたしますと嘆かわしい限りです。

当方では極力こうした加工を施していない本来の姿の皇朝銭をご紹介できますよう努力をいたしております。

もちろんどうしても組合などの鑑定品などが良いと仰られます方にはそのような個体もご案内はさせてはいただきますが、所詮は加工銭であるという点を皆様に知っていただきたいと思います。

本銭ですが、ナチュラル銭ではございませんが、文字の形状を変えてしまうほどの削りだしも、面研磨も、また輪部の修正もない個体で、錆落とし以外はほぼナチュラルといってよい状態の良い個体です。


皇朝銭入門者から上級者にお勧めの逸品です

詳細データ
細分類 富壽神寳  中字 小申
外縁外径 23.25-23.38 mm
外縁内径  20.30     mm
縁幅比    0.087
縁厚   1.38-1.40   mm
内厚   0.58-0.61   mm
量目      2.89   g




(簡易計測のため多少の誤差はご容赦ください また記載数値は最大値最小値ではございません)

穴銭の場合外縁内縁共に真円でないことが多く計測ポイント毎に数値が異なりますことから新たに画像解析ソフトを使用し最大径がわかる画像を掲載させていただきます(ソフトの公正性証明に10円青銅貨画像からの計測値もアップいたしますので追加画像のほうをご確認ください)

これまで測定不能でありました割れ銭なども比較的正確な数値がわかるようになりましたので参考にしてください


    
<銭の状況>  数値が少ないほど良好
磨耗       10  
劣化
       50
クリーニング
   20 ブラシによる錆落とし 
その他
  小申    細字に見えるが錆の落ち具合による視覚的なものであり通常品と同等の銭文太

(銭の状況は主観によるランク付けのため画像とあわせてご判断ください)