★隆平永宝 巨字 分割払下取OK 出土皇朝銭 真性保証品 R0410D
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k213318834
今回は隆平永宝の中から 巨字長平手 という極めて珍しいタイプのものをご案内させていただきます。
今回は若干状態は劣りますがその分、お求めやすい価格でご案内させていただきますので、手変わり種がほしいと思われております方はチャンスです。
綺麗なものですと50万円を下ることはございませんのでこの価格は破格といえるでしょう。
本銭ですが、内郭に小さな欠損がございますが、細字の明瞭銭ですので見応えは十分です。
隆平永宝も皇朝銭類の中ではかなり細分化がなされている銭種ですが、その中でもかなり希少性の高い種であります。
巨字長平からの磨輪銭で直径のみ一回り小さくなります。
元銭であります巨字長平は現存数点のみの超希少銭で、本銭は同銭を磨輪しただけの個体です。
標準的な中字との比較写真を載せておきますので比べてみてください。
文字がかなり大きいのがわかります。
もし 巨字 または 磨輪の少ない巨字長平 でしたら500万円を下ることのないであろう希少種です。
本銭はそれら超希少種と同一系譜の貴重なものです。
本銭ですが、軽微なクリーニングによって文字がある程度掘り出されております。
皇朝銭の場合99.9%は出土銭であり、そのうち90%以上は出土時ほとんど文字が読めない状態で発見されます。
そうしたものを昔の収集家たちはブラシを使ったり細い彫刻刀のような工具で丹念に文字などを掘り起こし、輪などにあるホツレを修正する目的で外周を再研磨したり、荒れた表面を平坦に修正するため表面研磨を行いコレクションしてまいりました。
そうした個体が数十年経過し、現在一般的にお店などで取り扱われております伝世銭などという都合の良い呼び名で呼ばれ驚くような高値で取引されておりますが、実はそうしたものは加工銭であり、本来の価値のない個体であります。
個体によりましては本来の銭文の形すら変 形してしまっているものもございますし、流通によって摩耗している輪エッジなど再研磨してシャープに見せておりますために当時の特徴が消え失せてしまっている個体があまりにも多く古代銭を研究しております身からいたしますと嘆かわしい限りです。
当方では極力こうした加工を施していない本来の姿の皇朝銭をご紹介できますよう努力をいたしております。
もちろんどうしても組合などの鑑定品などが良いと仰られます方にはそのような個体もご案内はさせてはいただきますが、所詮は加工銭であるという点を皆様に知っていただきたいと思います。
本銭ですが、完全なナチュラル銭ではございませんが、文字の形状を変えてしまうほどの削りだしも、面研磨も、また輪部の修正もない個体で、錆落とし以外はほぼナチュラルといってよい状態の良い個体です。
全ての文字が明瞭に読め錆があまり残っていないような個体はただの加工品にすぎません。
皇朝銭の99%がもともと出土によって発見されたものだということをよくお考えいただきましたら伝世などと呼ばれます一見きれいなものがどれだけ不自然な姿なのかお分かりいただけるかと思います。
皇朝銭上級者にお勧めの逸品です。
特に上級者の方には、標準銭と合わせてのコレクションをお勧めいたします。
二つを並べてみますとその違いがはっきりとおわかりかと思います。
小字でしたら状態にもよりますが3万円程度~状態の良いものでしたら5万円前後~ご案内させていただきますのでご希望の方はお問い合わせください。
詳細データ
細分類 隆平永宝 巨字長平手
外縁外径 26.36-26.52 mm
外縁内径 22.0 mm
縁幅比 0.083br> 縁厚 1.39-1.22 mm
内厚 0.51-0.60 mm
量目 2.63 g
(簡易計測のため多少の誤差はご容赦ください また記載数値は最大値最小値ではございません)
穴銭の場合外縁内縁共に真円でないことが多く計測ポイント毎に数値が異なりますことから新たに画像解析ソフトを使用し最大径がわかる画像を掲載させていただきます(ソフトの公正性証明に10円青銅貨画像からの計測値もアップいたしますので追加画像のほうをご確認ください)
これまで測定不能でありました割れ銭なども比較的正確な数値がわかるようになりましたので参考にしてください
<銭の状況> 数値が少ないほど良好
磨耗 20
劣化 70
クリーニング 50 ブラシなどによる錆落とし
その他 巨字長平(超希少種)
(銭の状況は主観によるランク付けのため画像とあわせてご判断ください)