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お待たせいたしました!!!
ウォッチ数が200を超えましたので1円スタートをさせていただきます。
例によっていかなる価格でありましても売り切りますのでお見逃しなく!!


古銭収集をされている方なら誰もが憧れる古和同。。




今回は
古和同開珎の中より広穿隷開というタイプの 銅銭をご案内させていただきます。

本銭は古和同開珎の中では最も一般的なもので通常古和同の銅銭といえばこのタイプです。
とはいえ、
古和同開珎ですのでその希少性は非常に高く市場評価でも50万円を下ることはございません。

今回のものは残念ながら若干酸化が進んでおり、一部文字がくっきりしていない部位がございます。
それでも希少皇朝銭を手にしたい方や、皇朝銭コンプリートを目指す上で、古和同はぜひともコレクションしたいというマニアの方にお勧めです。

むしろ伝世にありがちな乱暴なクリーニングによって文字を削り出されていない分、上級者向けといえるでしょう。

当然こうしたナチュラルな個体は皇朝銭上級者の方にはたまらないと思います。
研究者レベルの方にも十分ご満足いただけるものであると確信いたしております。

皇朝銭をいくつも収集されている方でも実際に古和同開珎を保有されている方は極々限られております。


ぜひともこの機会に希少性の高い古和同開珎をコレクションされてみてはいかがでしょう?

今回のものですが、若干酸化の激しい個体です。
材質ですが新和同開珎と比較すると圧倒的に銅品位が高く古和同開珎の特徴といえます。
銅のほかはアンチモニー、鉛他などですが、例のごとく、不純物、、が相当な割合で含まれており、当時の精製技術がいかに稚拙であったかがわかります。

http://ameblo.jp/wadou708/theme3-10054195703.html

 当方での蛍光X線による成分分析風景です。。

古和同は新和同と比較して銅の含有率が高く、恐らく新和同が鉛を混ぜた合金であったのに対し、古和同のほうはわずかなアンチモニー以外、混ぜ物をしていないのではないでしょうか?
それでも当時の精製技術では現代の純銅とは比較にならないほどの不純物を含んでおり実際、本品も鉄、銀、鉛、錫や砒素やビスマスといった金属類のほか珪素などまで含まれております。

ご希望がございましたら別途2000円で蛍光X線分析レポートを作成しお付けいたします。

またお客様ご指定の鑑定機関で、実費にて正式な分析鑑定も代行させていただいております。

今回出品のものはご覧のとおり、若干の酸化はございますが、それ以外は、実態顕微鏡下でも大きな瑕疵は発見できません。
もちろん1300年の年月を経ているものですので現代貨幣のようにはまいりませんがおそらく古和同開珎といたしましてはかなり保存状態の良い部類に入るはずです。

本銭ですが、軽微なクリーニングによって文字がある程度掘り出されております。

皇朝銭の場合99.9%は出土銭であり、そのうち90%以上は出土時ほとんど文字が読めない状態で発見されます。

そうしたものを昔の収集家たちはブラシを使ったり細い彫刻刀のような工具で丹念に文字などを掘り起こし、輪などにあるホツレを修正する目的で外周を再研磨したり、荒れた表面を平坦に修正するため表面研磨を行いコレクションしてまいりました。

そうした個体が数十年経過し、現在一般的にお店などで取り扱われております伝世銭などという都合の良い呼び名で呼ばれ驚くような高値で取引されておりますが、実はそうしたものは加工銭であり、本来の価値のない個体であります。

個体によりましては本来の銭文の形すら変形してしまっているものもございますし、流通によって摩耗している輪エッジなど再研磨してシャープに見せておりますために当時の特徴が消え失せてしまっている個体があまりにも多く古代銭を研究しております身からいたしますと嘆かわしい限りです。

当方では極力こうした加工を施していない本来の姿の皇朝銭をご紹介できますよう努力をいたしております。

もちろんどうしても組合などの鑑定品などが良いと仰られます方にはそのような個体もご案内はさせてはいただきますが、所詮は加工銭であるという点を皆様に知っていただきたいと思います。

本銭ですが、完全なナチュラル銭ではございませんが、文字の形状を変えてしまうほどの削りだしも、面研磨も、また輪部の修正もない個体で、錆落とし以外はほぼナチュラルといってよい状態の良い個体です。



全ての文字が明瞭に読め錆が全く残っていないような個体はただの加工品にすぎません。

皇朝銭の99%がもともと出土によって発見されたものだということをよくお考えいただきましたら伝世などと呼ばれます一見きれいなものがどれだけ不自然な姿なのかお分かりいただけるかと思います。

細分類  古和同開珎 広穿隷開 銅銭
外縁外径  23.85-23.90   mm
外縁内径  21.0       mm
縁幅比     0.088
縁厚     1.91-0.99   mm
内厚     1.01-0.85   mm
量目     3.14    g





(簡易計測のため多少の誤差はご容赦ください)


銭の状況 (0~100 数値が少ないほど良好
磨耗
       10~30  
劣化
       60
クリーニング
   30 ブラシなどによる軽い錆落とし
その他
      ★

(銭の状況は主観によるランク付けのため画像とあわせてご判断ください)