★神功開宝 力功 分割払下取OK 出土皇朝銭 鑑定書発行可 J0224A
http://page21.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j385463395
今回は出土の美しい 神功開宝 力功 をご案内させていただきます
これまで神功開寶の中から10種ほどご案内させていただいておりますが今回はその中でも特に人気の高い 力功タイプ をご案内させていただきます。
これまでのものや、現在出品中の他種と比較してみてはいかがでしょうか?
神功開寶は 刀神功 と 力神功 に大別されるのですが、今回は力神功類の中より人気の 力功をご案内させていただきますので、これまでのものと細部を比べてみてください。
まずこちらですが、神功開宝の中で長刀につぎ一般的にもかかわらず、銭径が大振りなことから人気の 力功 というタイプとなります。
普通個体でありましても比較的大振で迫力満点です。
おそらく一般の方が普通に目に出来る神功開寶はこのタイプと長刀タイプ、側功くらいまででしょう。
本銭の特徴をいくつか挙げておきます。
功の力部が力です。
従いましてお約束の開の字は不隷開となります。
見た目は力功大様銭と似ておりますがサイズが一回り小さくなります。
それでも26mm近くございますので普通のものよりはかなり大きな銭体ですし、神功開宝標準銭であります長刀種よりは二回り大きな銭径となります。
この種で24mm程度のものはございませんので真贋判定のひとつに覚えておいておくと良いでしょう。
もちろん当方では単純に銭径だけでの判断はいたしておらず、個々の文字サイズや銭文径なども厳格に測定を行い検証を行っております。
ご覧のとおり、伝世のものに多い研磨痕や、鏨痕もなく出土後の特徴を極めてよく残したすばらしい個体です。
神功開寶の中では2番目にスタンダードなタイプとなりますが、長刀種と比較し一回り大きな銭径のため人気は圧倒的に高い種となります。
本銭ですが、軽微なクリーニングによって文字がある程度掘り出されております。
皇朝銭の場合99.9%は出土銭であり、そのうち90%以上は出土時ほとんど文字が読めない状態で発見されます。
そうしたものを昔の収集家たちはブラシを使ったり細い彫刻刀のような工具で丹念に文字などを掘り起こし、輪などにあるホツレを修正する目的で外周を再研磨したり、荒れた表面を平坦に修正するため表面研磨を行いコレクションしてまいりました。
そうした個体が数十年経過し、現在一般的にお店などで取り扱われております伝世銭などという都合の良い呼び名で呼ばれ驚くような高値で取引されておりますが、実はそうしたものは加工銭であり、本来の価値のない個体であります。
個体によりましては本来の銭文の形すら変形してしまっているものもございますし、流通によって摩耗している輪エッジなど再研磨してシャープに見せておりますために当時の特徴が消え失せてしまっている個体があまりにも多く古代銭を研究しております身からいたしますと嘆かわしい限りです。
当方では極力こうした加工を施していない本来の姿の皇朝銭をご紹介できますよう努力をいたしております。
もちろんどうしても組合などの鑑定品などが良いと仰られます方にはそのような個体もご案内はさせてはいただきますが、所詮は加工銭であるという点を皆様に知っていただきたいと思います。
本銭ですが、完全なナチュラル銭ではございませんが、文字の形状を変えてしまうほどの削りだしも、面研磨も、また輪部の修正もない個体で、錆落とし以外はほぼナチュラルといってよい状態の良い個体です。
全ての文字が明瞭に読め錆が全く残っていないような個体はただの加工品にすぎません。
皇朝銭の99%がもともと出土によって発見されたものだということをよくお考えいただきましたら伝世などと呼ばれます一見きれいなものがどれだけ不自然な姿なのかお分かりいただけるかと思います。
皇朝銭入門者から上級者まで十分にご納得いただける逸品です。
細分類 神功開寶 力神功類 力功
外縁外径 24.55-24.15 mm
外縁内径 21.70 mm
縁幅比 0.089
縁厚 1.59-1.67 mm
内厚 1.07-0.92 mm
量目 3.24 g
(簡易計測のため多少の誤差はご容赦ください)
銭の状況 (0~100 数値が少ないほど良好)
磨耗 30
劣化 50
クリーニング 30 ブラシなどによる軽い表面土砂錆落とし
その他 ス穴
(銭の状況は主観によるランク付けのため画像とあわせてご判断ください)