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今回は全皇朝銭中、発行、流通期間の最も短かった萬年通宝の中より標準銭であります円点直通というタイプをご案内させていただきます。

今回のものは
大字類に属します 円点年 と呼ばれるタイプとなります。



文字は年字の点が縦長なのが大きな特徴です。
細分類は
直通 というものですが広通、直通は確かな線引きはなく中間的な個体も存在するものではっきりいたしません。

本銭は萬年通宝の標準銭となります。

皇朝銭入門者から上級者まで十分にご納得いただける逸品です。
お気づきとは思いますが本物の萬年通宝は案外ヤフオクで目にすることはないと思います。

52年間の流通、発行期間のあった和同開珎と比較し、たった5年間しか流通しなかった萬年通宝はそれだけ残存数の少ない皇朝銭ということになります。

ちなみにではございますが、全皇朝銭で、最も残存数の少ない饒益神寶でさえも11年間流通しておりました。

もちろん全ての皇朝銭の中で最も流通期間の短かったのがこの萬年通宝なのです。

今回ご案内の
萬年通宝は 円点年 直通タイプと呼ばれるものになります

本銭ですが、軽微なクリーニングによって文字がある程度掘り出されております。

皇朝銭の場合99.9%は出土銭であり、そのうち90%以上は出土時ほとんど文字が読めない状態で発見されます。

そうしたものを昔の収集家たちはブラシを使ったり細い彫刻刀のような工具で丹念に文字などを掘り起こし、輪などにあるホツレを修正する目的で外周を再研磨したり、荒れた表面を平坦に修正するため表面研磨を行いコレクションしてまいりました。

そうした個体が数十年経過し、現在一般的にお店などで取り扱われております伝世銭などという都合の良い呼び名で呼ばれ驚くような高値で取引されておりますが、実はそうしたものは加工銭であり、本来の価値のない個体であります。

個体によりましては本来の銭文の形すら変 形してしまっているものもございますし、流通によって摩耗している輪エッジなど再研磨してシャープに見せておりますために当時の特徴が消え失せてしまっている個体があまりにも多く古代銭を研究しております身からいたしますと嘆かわしい限りです。

当方では極力こうした加工を施していない本来の姿の皇朝銭をご紹介できますよう努力をいたしております。

もちろんどうしても組合などの鑑定品などが良いと仰られます方にはそのような個体もご案内はさせてはいただきますが、所詮は加工銭であるという点を皆様に知っていただきたいと思います。

本銭ですが、完全なナチュラル銭ではございませんが、文字の形状を変えてしまうほどの削りだしも、面研磨も、また輪部の修正もない個体で、錆落とし以外はほぼナチュラルといってよい状態の良い個体です。


全ての文字が明瞭に読め錆が全く残っていないような個体はただの加工品にすぎません。

皇朝銭の99%がもともと出土によって発見されたものだということをよくお考えいただきましたら伝世などと呼ばれます一見きれいなものがどれだけ不自然な姿なのかお分かりいただけるかと思います。

今後もっと希少性の高い個体にアップグレードをしたいとお考えの場合、いつでもお買い上げいただきました金額、もしくはそれ以上で下取りさせていただきます。



細分類  萬年通宝 大字類 円点年 直通
外縁外径 25.98-26.02 mm
外縁内径     22.85  mm
縁幅比    0.088
縁厚   1.62-1.56   mm
内厚   0.72-0.71   mm
量目      4.16   g


(簡易計測のため多少の誤差はご容赦ください)


銭の状況 (0~100 数値が少ないほど良好
磨耗
       10  
劣化
       40
クリーニング
   60 ブラシなどによる錆落とし
その他
      極小ス穴

(銭の状況は主観によるランク付けのため画像とあわせてご判断ください)