★和同開珎 中字 分割払下取OK 出土皇朝銭 鑑定書発行可 W0802W
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今回は人気の沖ノ島出土の和同開珎の中より標準銭であります 最高品位の中字中様銭をご案内させていただきます。
中字の大様、中様、小様。。小字 につきましては↓で詳細説明いたしておりますのでご覧ください。
http://ameblo.jp/wadou708/entry-11499967324.html
中字中様 ですが、いわゆる標準銭と呼ばれるものです。
中字の標準的サイズは24.5mm前後ですが、磨輪度合いにより多少のばらつきはございますため、これまでは小様とも中様ともとれる中間的サイズの個体は分類に苦労いたしました。
しかしながら文字のサイズや、銭文径などは一定ですので現在は銭文径を厳格に計測し分類や鑑定をいたしております。
文字サイズなどから中様銭であると断定させていただきました。
これまで銭径とわずかな文字の質で大様、中様、小様と分類してまいりましたが、今後はミクロ単位での計測が可能になりましたので、状態の悪いもの、銭径サイズ不足銭でも大様、中様、小様の分類が可能となりました。
またご覧のとおり最高品位のものです。
とはいえ例に漏れず、軽微なクリーニングによって文字がある程度掘り出されております。
皇朝銭の場合99.9%は出土銭であり、そのうち90%以上は出土時ほとんど文字が読めない状態で発見されます。
そうしたものを昔の収集家たちはブラシを使ったり細い彫刻刀のような工具で丹念に文字などを掘り起こし、輪などにあるホツレを修正する目的で外周を再研磨したり、荒れた表面を平坦に修正するため表面研磨を行いコレクションしてまいりました。
そうした個体が数十年経過し、現在一般的にお店などで取り扱われております伝世銭などという都合の良い呼び名で呼ばれ驚くような高値で取引されておりますが、実はそうしたものは加工銭であり、本来の価値のない個体であります。
個体によりましては本来の銭文の形すら変 形してしまっているものもございますし、流通によって摩耗している輪エッジなど再研磨してシャープに見せておりますために当時の特徴が消え失せてしまっている個体があまりにも多く古代銭を研究しております身からいたしますと嘆かわしい限りです。
当方では極力こうした加工を施していない本来の姿の皇朝銭をご紹介できますよう努力をいたしております。
もちろんどうしても組合などの鑑定品などが良いと仰られます方にはそのような個体もご案内はさせてはいただきますが、所詮は加工銭であるという点を皆様に知っていただきたいと思います。
本銭ですが、完全なナチュラル銭ではございませんが、文字の形状を変えてしまうほどの削りだしも、面研磨も、また輪部の修正もない個体で、錆落とし以外はほぼナチュラルといってよい状態の良い個体です。
全ての文字が明瞭に読め錆が全く残っていないような個体はただの加工品にすぎません。
皇朝銭の99%がもともと出土によって発見されたものだということをよくお考えいただきましたら伝世などと呼ばれます一見きれいなものがどれだけ不自然な姿なのかお分かりいただけるかと思います。
もちろん1300年の年月を経ているものですので現代貨幣のようにはまいりませんがおそらく和同開珎といたしましてはトップクラスです。
皇朝銭入門者ばかりではなく上級者にも十分ご納得いただける逸品です。
細分類 新和同開珎 中字中様 沖ノ島出土銭
外縁外径 24.04-24.25 mm
外縁内径 20.35 mm
縁幅比 0.084
縁厚 1.39-1.24 mm
内厚 0.80-1.05 mm
量目 3.61 g
(簡易計測のため多少の誤差はご容赦ください)
銭の状況 (0~100 数値が少ないほど良好)
磨耗 10~20
劣化 40
クリーニング 50 ブラシなどによる錆落とし
その他 沖ノ島出土銭
(銭の状況は主観によるランク付けのため画像とあわせてご判断ください)