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これまで再三申し上げてまいりましたが、いまだに組合の鑑定絶対主義の方があまりにも多いので今回いくつか組合鑑定品がどのようなものであるかをご理解いただくためにご紹介させていただくことにいたしましたのでご自身の目でよくご覧いただきたいと思います。

一応十二銭一通り組合鑑定品をご紹介させていただきますが、基本こうした加工銭は当方ではお客様になるべくご案内したくないこともございますのでこの十二銭をもちましてオークションでのご紹介は終了とさせていただきます。

ただ他に130銭以上の組合鑑定の皇朝銭は在庫いたしておりますのでどうしても組合鑑定品でそろえたいと仰います方は遠慮なくお問い合わせください。

長年大宝の中より小字標準銭)の組合鑑定品をご案内させていただきます。

午前中ご紹介いたしました6銭の説明文の中で記載を忘れておりましたが、当然組合鑑定書は付属いたします。


長年大宝は大字、小字に大別されるのですが、他皇朝銭類の中で、最も細分の難しい種で、その分類は専門家でさえも困難を極めるものです。
銭径も比較的近く、また長の足部が穴縁に接触しているか否か、、など極々微細な違いしかないのですが、状態の悪くなった古代銭で、しかも中期以降の粗悪な鋳造の皇朝銭細分判別は極めて難しいものです。

ただ残念ながら本銭は組合鑑定品でありますので激しいクリーニングや加工のございますものです。

本銭は比較的軽微な方ではございますが、それでも銭本体には各所にクリーニングによるダメージは残っております。

磨きはブラシがメインとなりますが、一部には彫刻刀などのようなものか電動工具のようなもので銭文を掘り出し銭文形状そのものが一部本来の状態とは変わってしまっております。

一見銭文は比較的はっきりしておりますため一部収集家や、組合鑑定絶対主義者たちの間ではこうした加工品が良いものであると勘違いをされておりますが、所詮は加工品ですので注意は必要です。

それでも劣悪な状態の組合鑑定品の中では最高品位といっても良いものではないでしょうか?

もちろん皇朝銭以外の組合鑑定品の中にはそれなりに良いものもございますが、こと皇朝銭に限定して言及させていただきますと組合鑑定品は正直クズです。
文化財保護法など、どうしても通らなければならない壁があるのでこの点仕方がないことですが、何でもかんでも組合鑑定にこだわられるのはどうかと思います。

他にも皇朝銭だけで130点強の組合鑑定品を在庫いたしております。

加工の度合いはどれも似たり寄ったりではございますがもう少しマシなものもございますので気になる方はお問い合わせください。

皇朝銭入門者や、組合鑑定絶対主義者でしたらぱっと見きれいですのでお勧めはできませんがよろしいかもしれません。

もちろん鑑定間違いの非常に多い組合鑑定品ではございますが、当方でもきっちり再鑑定を行い間違いなく当時のものである点は確認いたしておりますのでその点はご安心いただきたいと思います。


詳細データ
  
細分類 長年大宝 小字
外縁外径 19.35-19.46 mm
外縁内径  17.0     mm
縁幅比    0.088
縁厚   1.28-1.30   mm
内厚   0.79-0.75   mm
量目      1.99   g




(簡易計測のため多少の誤差はご容赦ください)


銭の状況 (0~100 数値が少ないほど良好

磨耗
       40~50  
劣化
       50
クリーニング
   110 錆や土砂剥離のほか輪部に再研磨あり 内郭部もヤスリ入れあり
その他
      裏面サクハン