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★延喜通宝 大字大様 分割払下取OK 出土皇朝銭真性保証品 E0316T

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今回は延喜通宝の中より最もレア大字大様というタイプをご紹介いたします。

延喜通寳は全皇朝銭の中で最も品質の悪いもので、発行当時より一文字でも読めるものは通用銭として使用し、もし綺麗なもののみを選んだ場合には罰を与える、、、といった悪法までできたほどです。
数そのものは皇朝銭としては比較的たくさんあるのにもかかわらず全ての文字が読めるものは極々わずかしか残っておりません。

本品は延喜通寳の中で最も希少な大字大様銭です。
文字も比較的しっかりと読める個体で極めて希少な個体です。

延喜通宝といいますと通常3万円前後で販売されておりますためにあまり希少性を感じられないかもしれませんが、それらは数の多い中字類で、大字の状態の良いものは7~80万円で取引されております。
本品はそこまでの品質ではございませんが、逆に乱暴な削りによる文字の掘り起こし加工などが施されました一般的に伝わります伝世と呼ばれますものとは異なり出土ナチュラルな状態を維持していること、初鋳銭ということを考慮いたしますと、延喜通宝としては第一級の希少性を誇る個体であるといえます。

大字の特徴ですがまず真っ先に銭径の大きさが目に付きます。
標準的な中字が直径18~19mm前後なのに対し、大字は20mm程度あります。
本銭に至っては20mmを大きく超えるたっぷりとした縁の濶縁気味の個体で特に大型であるといえるでしょう。
比較の写真で一般的な中字と並べて見ましたのでその大きさをご覧ください。
また比較の中字は一般的にきれいなものとされております某組合による鑑定品であります伝世銭ですが、こうして比べますといかに伝世と呼ばれますものが磨きや削りで不自然な姿をしているかがお分かりいただけると思います。
本銭ですが、サイズ、銭文などから恐らく初鋳銭であるものと思われ極めて希少な個体であります。
たった1~2mmの差、、、と思われるかもしれませんが、本銭に関して言わせていただきますと18.5mm程度の標準銭の15%も大きな銭径で、圧倒的な存在感がございます。
もちろん延喜通宝の中では最大級の銭径の個体であることは間違いございません。
延、通が縦長で銭文径も一回り大きくなっております。
本品と共に中字ないしは小字の鉛銭でしたら1~2万円で、銅銭でも3万円前後で上等なものをご用意させていただくことが可能ですので比較用にいかがでしょう?

皇朝銭上級者にお勧めの逸品です。

細分類  延喜通寳 大字大様 初鋳銭 
外縁外径  21.46-20.85    mm
外縁内径  17.50   mm
縁幅比 0.083
縁厚     2.06-1.69    mm
内厚     1.45-1.55   mm
量目     3.75    g

(簡易計測のため多少の誤差はご了承ください)