新和同開珎 大字類 降和 | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

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こちらの和同開珎大字類に分類されるレア種であります 降和短和) と呼ばれるものとなります。

同じく大字類の大字と銭文は似ているのですが、銭体、銭文径、共にひとまわり小さくなり、また長屋和同と比較的見た目は近いのですが、和が降り珎の王と同の口が大きいのが特徴となりますが実際はそれなりにじっくり観察したり、画像を重ね合わせてみないと違いには気が付かないレベルかもしれません。
ただ大字類は 大字 や、大王珎 などでも述べたとおり、新和同開珎初鋳銭とみられるもので、つくりも中字などと比較し、明らかに稚拙な感じが残りどちらかと言うと古和同開珎のような雰囲気が漂い実際、その昔は、大字類は古和同開珎として分類されていた時期もあるのです。


降和
も他の大字類同様、その希少レベルは 普通銭とは比較にならないものでなかなかショップなどでは入手の叶わぬ種であります。
また降和種は縁を細く削り修正された隔輪銭が一般的であるが、本銭はたっぷりとした縁幅と、文字と縁が非常に近いことからさらに希少性の高い本来の降和の基本銭であると考えられる。
評価であるが降和隔輪が15万~20万円程度なのに対し、隔輪でない基本銭は倍以上の評価を受けております。


本銭はご覧のとおりほぼ完璧といってよいもので、実態顕微鏡下でも欠けや磨耗などの大きな瑕疵は発見できません。
もちろん1300年の年月を経ているものですので現代貨幣のようにはまいりませんがおそらく和同開珎といたしましてはかなり保存状態の良い部類に入るはずです。
本銭は出土銭となりますが詳細情報はございません。
全体に厚く土砂錆をまとっており一部には鉱物化した緑青が硬く付着いたしております。
全体的に付着いたしております土砂錆のせいで銭厚が標準的個体と比較したときずいぶん厚いですが、実際の本体の厚みはごくごく標準的サイズです。

細分類  新和同開珎 大字類 降和
外縁外径  25.60-25.35   mm
外縁内径  21.60   mm
縁幅比 0.085
縁厚     1.96-1.99   mm
内厚     0.64-1.18   mm
量目   4.42      g

(素人による簡易計測のため多少の誤差はご了承ください)