延喜通寳 中字 潤縁 割れ銭 | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

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今回は滋賀県栗東出土の延喜通宝の中から中字 潤縁というタイプをご案内させていただきます。
延喜通宝標準銭となる種なのですが、本銭はその中で磨輪の少ない潤縁銭となり、中字の初鋳銭
とされているものです。
直径も大きく、それなりに希少種となります。
本銭は同時出品の差銭(銭差し)延喜通宝と同じ場所で一緒に出土した破片をクリーニングしたもので、差しのものは厚い酸化皮膜に覆われておりますが、ご覧のとおり非常にしっかりした銅質の延喜通宝であることがわかります。


当地は多数の
延喜通宝乹元大宝が出土いたしており、他にも数種の皇朝銭類や無文銀銭なども出土している隠れた名所?といえる場所です。
奈良時代以降、政治の中心となる都が転々としておりますが、延喜通宝、乹元大宝が流通していた1100年ほど昔、間違いなく政治的に重要な土地であったことは間違いないでしょう。

皇朝十二銭の中でも最も質の悪い銭貨の代表格である延喜通寳は発行当時から1文字でも文字の読めるものは通用貨幣として使用する。。。もしこれを選んで使用した者は罰する、、、とされたほどです。
成分的にもかなりのばらつきがあり鉛が70%を超えるもの。。。中には75%以上のものもみられ鉛銭などと呼ばれております。
本銭は延喜通宝としましては比較的銅分が多く、しっかりとした銭体の個体です。
本銭は喜の横に欠けがございますが、文字は無事で状態の良くない延喜通宝としてはかなりしっかりした部類に入ると思います。

皇朝銭コンプリートをする上で、文字の読める延喜通寳を入手するのはそれなりに苦労します。
保存状態の良い個体をぜひコレクションにお加えください。
本銭は非常に状態はよいですが、ご覧のとおり大きく欠損してしまっておりますことからお安くご案内させていただきます。


今回のものとは別出土となりますが、同地は延喜通宝と乹元大宝の出土が非常に多い地域です。

http://ameblo.jp/wadou708/theme8-10051880855.html  
 
 
詳細データ
  
細分類 延喜通寳 中字 潤縁 割れ銭

外縁外径 20.38 mm
外縁内径  15.4     mm
縁幅比    0.076
縁厚   1.36-1.37   mm
内厚   0.76-0.44   mm
量目      1.08   g

(素人による簡易計測のため多少の誤差はご了承ください)


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