古和同開珎 狭穿大字 銅銭 | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

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古銭収集をされている方なら誰もが憧れる古和同。。
それも後期の
広穿隷開などの一般的タイプではなく中期以前の銅銭
となります。
種別は 
大字 狭穿 の 銅銭
です!!!

実は後期以前の古和同は銀銭よりも銅銭のほうが圧倒的にレアで入手が困難です。

実際私もこれまで度々、銀銭をご紹介させていただいておりますが、初期~中期の銅銭は数点ご案内させていただいただけです。
日本銀行金融研究所貨幣博物館でさえも古和同はほとんどが銀銭で銅銭は数点あるだけです。
どうして銅銭がここまで少ないかは諸説ございますが、銀銭を作るための型(母銭)ではないか?という説が有力視されております。
事実この説を裏付けるように同タイプの銀銭と銅銭を比較したときに銅銭のほうが一回り大きく出来ております。

いずれにしろ初期~中期古和同銅銭の希少レベルは他とは比較にならないもので余裕で博物館レベルを超えております。
おそらく現物を手にする機会は通常ありえないとおもいます。
ぜひこの機会にいかがでしょう?

今回のものですが、開の下半分がはっきりいたしませんが、それ以外は文字もくっきりとしすばらしい保存状態です。
開の字ですが、酸化や磨耗により読みにくいのではなく、おそらく鋳造時よりはっきりしていなかったものと思われます。
他に 
大字広穿大字の銅銭を出品中ですが、いずれのものもクラックがあったり、部分的に欠損していたりとしており完全な個体とはいえませんが、本銭に関しましてはほぼパーフェクトといってよい状態です。
開の文字がはっきりしないのは鋳造当時からのものと思われるもので本銭の価値を損ねる瑕疵ではございません。
このクラスになりますと市場評価というものはあってないようなもので、ちなみに同タイプの銀銭で2~300万程度ですので銅銭でしたら恐らくは5~600万は下らないと思います。


材質ですが蛍光X線による簡易検査の結果90%前後の純度の高い銅であることは確認済みです。
古和同は新和同と比較して銅の含有率が高く、恐らく新和同が鉛を混ぜた合金であったのに対し、古和同のほうは少量のアンチモニー以外混ぜ物をしていない銅で作ったのではないでしょうか?
それでも当時の精製技術では現代の純銅とは比較にならないほどの不純物を含んでおり実際、本品も鉄、銀、錫、ビスマス、砒素などの他、珪素など金属以外の不純物も含有しております。

ご希望がございましたらいくつかの鑑定機関の中からお客様ご指定の鑑定機関で、実費にて正式な分析鑑定を代行させていただきます。

今回出品のものはご覧のとおりほぼ完璧といってよいもので、実態顕微鏡下でも大きな瑕疵は発見できません。
もちろん1300年の年月を経ているものですので現代貨幣のようにはまいりませんがおそらく和同開珎といたしましてはかなり保存状態の良い部類に入るはずです。

本銭に関しましては非常に高額商品になりますために鑑定書を添えてのお渡しとさせていただきます。

鑑定書には分析結果などの詳細データをお付けいたします。
研究者レベルの方に特にお勧めしたい逸品です。



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