延喜通寳 中字 潤縁 構造確認可能な個体です!! | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

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★延喜通寳 中字潤縁初鋳 分割払下取OK 希少皇朝銭 真正品 E0223


今回は延喜通宝の中から中字 というタイプをご案内させていただきます。
延喜通宝標準銭となる種なのですが、本銭はその中で磨輪の少ない
潤縁銭となり、中字の初鋳銭
とされているものです。
直径も大きく、それなりに希少種となります。

皇朝十二銭の中でも最も質の悪い銭貨の代表格である延喜通寳は発行当時から1文字でも文字の読めるものは通用貨幣として使用する。。。もしこれを選んで使用した者は罰する、、、とされたほどです。
成分的にもかなりのばらつきがあり鉛が70%を超えるもの。。。中には75%以上のものもみられ鉛銭などと呼ばれております。
本銭は延喜通宝としましては比較的銅分が多く、しっかりとした銭体の個体です。

また本銭は磨輪度合いが少なく、場所によってはほとんど削られた痕跡のないところも確認できます。
そのため直径は通常よくある延喜通宝よりひとまわり大きく20mm以上ございます。
状態の良くない延喜通宝としてはかなりはっきりとした部類に入ると思います。
また本個体は研磨、、というほど激しい磨きではございませんが、表面が磨かれております。。。そのためルーペを使用して細部を見ていただきますと、鉛の部分、銅の部分と、非常にムラがあることがはっきりとわかります。
通常磨きや洗いなどは古代貨幣の価値を著しく損ねる行為ではございますが、本銭に限って言わせていただくと、その磨きのおかげで当時の鋳造技術の未熟さ、、特に全皇朝銭の中で、最も劣悪な鋳造を直接目で感じていただける個体となっており、研究者などに特にお勧めできる個体でしょう。
もちろん肉眼レベルではまったく普通の伝世ものの延喜通宝ですのでむしろルーペを使用して観察する楽しみが増える個体といえるかもしれません。
写真では反射でわかりにくいですが実際にルーペで拡大していただくと銅と鉛がうまく混ざり合わずムラになっている様がはっきりと見え非常に興味深い個体といえます。
http://ameblo.jp/wadou708/theme2-10054321454.html
こちらで延喜通宝の破片サンプルを研磨し、内部構造を顕微鏡撮影しご紹介いたしておりますが、まさにこの状態を肉眼で確認できる個体で、研究資料としては最高のものです。
同じ個体でも計測ポイントごとにまったく成分の異なることを常々お伝えいたしておりますが、本銭をみていただければその点、はっきりと実感できると思います。
非常に興味深い個体です。



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