延喜通寳 中字 本物鉛銭!! | 和同開珎ー皇朝銭専科のブログ

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★延喜通寳 中字 鉛銭 出土銭 鑑定分析Ok 永久保証品 Epb002

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今回は延喜通寳の中から中字というタイプの鉛銭をご案内させていただきます
皇朝十二銭の中でも最も質の悪い銭貨の代表格である延喜通寳は発行当時から1文字でも文字の読めるものは通用貨幣として使用する。。。とされたほどです
成分的にもかなりのばらつきがあり鉛が70%を超えるもの。。。中には75%以上のものもみられ鉛銭などと呼ばれております
本銭もX線による簡易測定の結果鉛が70%以上であるため鉛銭に分類させていただきました
現在残っている多くがこの鉛銭と呼ばれるタイプなのですが、非常に脆く柔らかいために多くはほとんど文字も読めないような状態のものばかりです
そのような中で本銭はご覧の通り 喜 以外の3文字ははっきりと読み取ることが出来る素晴らしい個体と言えます
部分部分で素地に穴状の欠落はございますが奇跡的にクラックなどはございません
延喜通寳の、しかも鉛銭でこの保存状態は奇跡としか言いようがありません
私もこれまで100点近い延喜通寳を見てまいりましたが、鉛銭としてはトップクラスの保存状態だと思います

よく白銅色の白錆が粉状に吹いた鉛銭を見かけますがあれは時代のずっと若い江戸期以降の参考銭です
本物の鉛皇朝銭は銅や鉄を含んでおりますので決してあのような白い色で残っていることはございませんのでお気をつけください
鉛銭と言いましても本物であれば緑青も出ますし、伝世であれば赤黒く変色しているのが本来の姿です


皇朝銭コンプリートをする上で、文字の読める延喜通寳を入手するのはそれなりに苦労します
このような保存状態の良い個体をぜひコレクションにお加えください


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当方での蛍光X線による簡易分析の様子です

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当方の取り扱っております皇朝銭類は参考品表記のあるものを除き全て鑑定済みの保証品です!!

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