その夜、俺はまなきのアドバイス通り由依にLINEを送った。
りさお「小林さんどう?学校」
5分ほどで既読がつく。
小林「分からない。私人見知りだから・・」
りさお「何か困ったことがあったら俺を頼ってよ。力になれるか分からないけど」
小林「ううん、全然。国語のとき誰ともペアになれないんじゃないかと思って不安だったけど渡邉くんがなってくれてほんとに助かったよ〜 でも今はあまり困ることはないから何か困ったらすぐに相談するね」
やべぇ にやけが止まらん。
りさお「うん。そうしてよ。じゃあまた明日!」
小林「うん。おやすみー」
あぁぁぁぁ 可愛い
由依と出会うまでこんなになることなかったのに恋すると人って変わるもんだなぁ。
由依と連絡をしたのが10時頃。それからゲームをするのが日課なのだが、ベストコンディションで由依に会いたいからもう寝る。っていうかこれから毎日この時間に寝ることに今決めた。
翌日いつも通りまなきと登校する。
まなき「由依ちゃんとLINEしたか?」
りさお「もちろんしたぜ!見ろよ!」
まなきに由依とのLINEのトークを見せる。
まなき「なんだよ笑。りさお、かっこいいこというじゃねぇかよ笑。」
りさお「好きな人にはかっこつけたいだろぉ?お前も梨加先輩にはそんなんじゃねぇか。」
まなき「そうだけどさー。つーかお前早く告っちゃえよ。」
りさお「いやー無理無理!まだ無理だって!」
まなき「『まだ』って言ったな?いつかはするんだな?」
りさお「そりゃ、いつかはするよ。」
まなき「ヒュー、お熱いねぇ。」
冷やかされたけどちゃんと俺のことを応援してくれてるんだよなぁ。ほんとにいいやつだわ。
廊下でまなきと別れ、教室に入ると由依は自分の机で本を読んでいた。少し縮こまって読んでいるように見えるのは多分由依の体小さいから。
とその時の俺は思っていたんだけど・・
りさお「おはよう!小林さん」
小林「あ、お、おはよう」
りさお「え?小林さん!」
由依は俺を避けるように逃げて行ってしまった。嫌われたのかなぁ。
今日の由依は俺が話しかけてもあまり喋ってくれない。やっぱ嫌われたのかもしれない。昼食の時間にまなきに相談した。
まなき「んー。とりあえず小林さんに何か変化があったんだろうな。」
りさお「変化?」
まなき「例えばりさおのことが好きになったとか。」
りさお「ほんとか!?」
俺は前のめりになり、まなきの話を聞く。
まなき「例えばの話。でも何かしらの変化があったのは確かだと思うぞ。」
りさお「そっかー。」
本当に由依が俺のことを好きならいいな。
そう思っていたのだが、事態は少し違う方向に進む。