「昆布と一緒に体感するUMAMIうまみセミナー」を終えて | 大阪・北区 曽根崎 和処 Re楽 女将の日記

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大阪・北区 曽根崎にあります和処 Re楽です。
寿司職人、ホテルの料理長の経験を持つオーナーシェフ自慢のお料理と次の世代につなげたい想い、おもてなしの心についてブログを書いています。

女将の由美子です。

 
【昆布と一緒に体感するUMAMIうまみ】セミナーと
【4種類の昆布出汁で鱧を食べ比べの会】を開催しました。
 
なんか面白くてみなさんの為になるイベントをしたいと企画したのですが、想像以上に実りの多いイベントになりました。
 
 
まずは日本人が感じなくなってきている五味の一つ「うまみ」を体感するセミナーでは、苦楽園昆布処 永楽さんの藤橋健太郎社長にお越し頂き、昆布について楽しく学びました。
 
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昆布には、色々な種類があり、形も長さも厚みも全然違うんです。
 
 
実際に本物の昆布を手に取り

 
藤橋社長から
 
これは日高昆布です。」
 
「これは長昆布といって5mぐらいあるんです。」と、


それぞれの昆布の特徴をレクチャーして頂いた後、実際に皆さんにどれがどの昆布出汁か当てて頂きましょう。
 
 
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え~っ
そんなのわかるの?と思いながら、用意されたのは『日高 利尻 羅臼 真昆布 顆粒だし』
 
一つづつ飲んでみると、確かに全て味が違うのには、皆さん驚かれていました。
 
 
「こんなに味が違うのですね~」
 
「でも、どれがどれか全く分かりません」
 
 
皆さんワイワイ言いながら、
 
さてさて、日高昆布の特徴は、磯の香りがほのかにして、その後すっきりとして最後にこくがくる。
 
 
「これ日高やと思う。」
 
 
羅臼昆布は濃厚で後に塩味が残る。
 
 
「じゃこれや!」
 
 
などと皆さんぶつぶつ言いながら、
 
 
「これだけ分かる」
 
「なんか人工的な味」とみんなが一致したのが、顆粒だしでした。
 
 
しかし、最近は顆粒だしに慣れてる方が多いので、この顆粒だしが「1番美味しい」とおっしゃる方が多いらしいです。
 
 
是非、芸能人の格付けチェックを昆布出汁でしてほしいなと思いました。
 
 
藤橋社長曰く、
 
どの昆布選びのコツは昆布の種類を理解し、詳しい人に聞いて、最後は自分の五感を大切に「なんかこれ自分に合うな美味しいなと思うものを選んで下さい。」
 
とのことでした。
 
 
また、昆布だしは、カルシウムは牛乳の7倍、マグネシウムは牛乳の50倍もあるミラクル栄養スープで、血圧を下げたり、コレステロールを減らしたりする健康効果もあるそうです。
 
 
なんか、きき昆布だしで、ちょっと健康になった気がするのは私だけ?
 
 
天然無添加にこだわる藤橋社長の想いがとても伝わってきたセミナーでした。
 
 
昆布の奥深さ先人の知恵に感動しっぱなしの私でした。
 
貴重な体験をありがとうございました。
 
 
次回は
 
【4種類の昆布出汁で鱧を食べ比べの会】を終えてをお伝えします。
 
 

 

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