審査は以下の項目とし、⭐️1つを4点とした。カレーのベースはチキンカレーとし、チキンカレー以外に名物がある場合はそちらを優先した。なお、本ランキングは私の食べ歩きに基く独断と偏見であり、世間一般の価値観に合致するものではございません。皆様の参考になれば幸いです。

①味 

②雰囲気(サービス)

③コスパ 

④利便性

⑤満足度

⑥寸評

 

第一位 「エチオピア」 総得点 96点

①味⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

②雰囲気(サービス)⭐️⭐️⭐️⭐️

③コスパ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

④利便性⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

⑤満足度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

⑥寸評 ここのカレーを超えるのは、今では伝説になってしまった、調布の「マンボウ」だけ。エチオピアのカレーを25年間食べ続けている私から、敢えてマイナス点を述べるなら、無料で提供されるジャガイモに以前は付いていたバターが、今はわざわざ店員さんに言わないともらえない点。店員さんが外国人の方なので、あれこれ言うの躊躇ってしまう。でも、それを差し引いても最高。レジェンド級。とにかく満足度が高い。

 

第二位 「ボンディ」 総得点 92点

①味⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

②雰囲気(サービス)⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

③コスパ⭐️⭐️⭐️⭐️

④利便性⭐️⭐️⭐️⭐️

⑤満足度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

⑥寸評 エチオピアとは単純に比較し難いが、欧風カレーで括ればNO1だろう。とにかく味が深くて美味しい。来てよかったなといつも思う。並んでも食べたいカレー。ただ気軽に食べるには少し値段が高い。また結構な確率で混んでいる。この点を減点した。しかしながら、私としてはこの味であれば、コスパはむしろ妥当だと思う。美味いことは保証されているのだから。

 

第三位 「キッチン南海」 総得点 88点

①味⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

②雰囲気(サービス)⭐️⭐️⭐️⭐️

③コスパ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

④利便性⭐️⭐️⭐️

⑤満足度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

⑥寸評 典型的な洋食屋さんのカレー。キッチン南海だけはカツカレーにさせてもらった。というか、カツカレーでこれ以上に美味いカレーを食べたことがない。ただ、すずらん通りから移転しても相変わらず混んでいる。店内が狭いのもあるが、美味さと安さをハイレベルで兼ね備えているため、若い客層から絶大な支持を得ているためだ。利便性という意味では、せっかく行っても待たされるのがマイナス点。カロリー気にしなければ大満足間違いなし。

 

第四位 「オードリー鴻」 総得点80点

①味⭐️⭐️⭐️⭐️

②雰囲気(サービス)⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

③コスパ⭐️⭐️⭐️⭐️

④利便性⭐️⭐️⭐️

⑤満足度⭐️⭐️⭐️⭐️

⑥寸評 スープカレーだったら真っ先に思いつく店。特筆すべきは店の雰囲気。ゆったりとした時間が流れている。そのため味も何割か増すような気がする。ただスープカレーの店が増え過ぎたのもあるが、具材で競うようになると本来のカレーの美味さを見失う。このカレーの美味さをいつまでも守ってほしい。減点した点は、本店の方は休みが多くて、何となく夜はいつも閉まっている印象。あと個人的には骨付きチキンは食べにくくて苦手。

 

第五位 「パンチマハル」 総得点76点

①味⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

②雰囲気(サービス)⭐️⭐️⭐️⭐️

③コスパ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

④利便性⭐️⭐️

⑤満足度⭐️⭐️⭐️

⑥寸評 食べたい時にやってない。仕事が終わって、急いで食べに行っても終わっている。土曜日はランチだけだし、日曜日は休み。でも、どうしても食べたくなる味である。店主のワンオペを非難する声もあるようだが、私は気にならなかった。店の雰囲気は良い。アジアを旅してきた匂いがする。私は勝手に沢木耕太郎の「深夜特急」を思い出した。チキンカレーはスープカレーで美味いが、私はドライカレーに1票。エスニックな感じに個性を感じる。タコライス好きには堪らない。店主が阪神ファン?というのも個人的に好みが合う。

 

第六位 「共栄堂」 総得点 72点

①味⭐️⭐️⭐️⭐️

②雰囲気(サービス)⭐️⭐️⭐️

③コスパ⭐️⭐️⭐️

④利便性⭐️⭐️⭐️⭐️

⑤満足度⭐️⭐️⭐️⭐️

⑥寸評 言わずと知れた「スマトラカレー」濃厚で苦味のある独特の黒カレーの魅力は忘れられない味である。写真は私がカレーを既にかけた後の写真であるが、カレーポットに入ってライスとセパレートで提供される。好みだが、大人の味だと言う人もいる。多少好みが分かれるかもしれない。他にスープもつく。しかし、エチオピアやキッチン南海のような気軽さはない。地下に降りて行く時、ちょっとだけ緊張するのは私だけだろうか。

 

第七位 「ガヴィアル」 総得点68点

①味⭐️⭐️⭐️⭐️

②雰囲気(サービス)⭐️⭐️⭐️⭐️

③コスパ⭐️⭐️

④利便性⭐️⭐️⭐️⭐️

⑤満足度⭐️⭐️⭐️

⑥寸評 ボンディと比較されると同じ系統なので、その下位互換と思われると残念だ。しかし、甘みの強いカレーは好き嫌いがあるだろうが、個性を持っていて、私はボンディのカレーと明確に異なると思っている。正直、予想より美味かった。けれど値段が高いこと、また写真を見て分かり通り、量も少ない。ご飯に対して、カレーをかなり節約して食べたせいもあり、満足度はそんなに高くない。ちなみに写真は私が少し食べてしまったから少ないわけではないので念の為。

 

第八位 「仙臺(せんだい)」 総得点64点

①味⭐️⭐️⭐️⭐️

②雰囲気(サービス)⭐️⭐️

③コスパ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

④利便性⭐️⭐️

⑤満足度⭐️⭐️⭐️

⑥寸評 仙臺(せんだい)と読む。仙台のこと。初めは「えび飯」というワードに惹かれて入店したが、周囲の客が食べているカツカレーを見て悟った。俺は間違っていた。勿論、えび飯も美味かったが、ここは洋食屋さんのカレーを食べさせてくれる店なんだと。仙台人である私の贔屓も多少はあるかもしれない。マイナス点は揚げ物は基本揚げたてではない。キッチン南海と同系列であるにも関わらず、差が出たのは、カツカレーにキャベツが付かないことと、電子レンジで温めた揚げ物であること。美味しいが、見えるだけに残念。今度、牛タン定食を食べに再訪したい。

ちなみに価格はとてもリーズナブル。文句は言えない。

 

第九位 「べっぴん舎」 総得点60点

①味⭐️⭐️⭐️⭐️

②雰囲気(サービス)⭐️⭐️⭐️

③コスパ⭐️⭐️⭐️

④利便性⭐️⭐️⭐️

⑤満足度⭐️⭐️

⑥寸評 神田カレーグランプリでも常連の店のようだが、私はそれを知らなくて偶然入ったら美味しかったという店である。ただ、お気付きの方もいるかもしれないが、私は神田カレーグランプリなるものを信用していない。だって、私の美味いと思う店がほとんで参加していないまたは選ばれないようなグランプリなのだから。神田カレーグランプリ優勝を店先に掲げている店で、本当に美味いと思った店は無い。べっぴん舎では薬膳カレーを食べたが、美味いが、それでお腹いっぱいにするのは薬膳の意味も無いかと思い、またスープカレー系はライバルも多く。特出しているとは言えない点で少々減点した。

 

第十位 「マンダラ」 総得点56点

①味⭐️⭐️⭐️

②雰囲気(サービス)⭐️⭐️⭐️

③コスパ⭐️⭐️⭐️

④利便性⭐️⭐️⭐️

⑤満足度⭐️⭐️

⑥寸評 これこそ独断と偏見であるが、私はナンよりご飯が好きなので、ナンを前提としたカレーを食べて満足したことがない。カレー自体は美味しいが、巷のインド、ネパール料理の店の上位互換のようにも感じられ、そういう意味でコスパを下げた。都内に限らず、バターチキンを出すカレー屋が多過ぎる。美味いし、たまにターリー屋とか私も行くけど、だったらターリー屋でいいじゃんと思ってしまう。私はターリー屋でも目玉焼き乗せインドカレーライス一択だ。ターメリックライスに目玉焼きを崩して、塩をかけて食べるのが好き。すみません、話が逸れましたが、この手のカレーは珍しくないということ。

 

その他、MAJ Iカレー、まんてん、カレーノトリコ、タケウチ、トプカ、ディラン、日乃屋カレー、Grello、他 食べ歩いたが、私の独断と偏見によるランキングに一歩及ばなかった。きっと皆様それぞれに贔屓の店があって、人生を楽しんでいるはず。美味しいものを食べるの幸せだよね。色々と失礼な表現もあったかと思いますがご容赦下さい。正直、どのカレーも美味い。思い返すと、幸福な気持ちになります。長々と有難うございました。