▼私は釣りはしない。しかし、釣り好きの人はどこにでもいるようで、まことにかまびすしい。釣りは釣りでもいわゆる海釣りは“潮目をみる”事が大事だそうだ。いわゆる船をチャーターする際に「太郎丸」や「りゅうじん丸」のそれである。
▼曰く「あの船長の潮目を読む力は大したもの」てな具合である。潮目を読めない船長の船は、釣果あがらずである。さすがに釣り人の手腕よりも、潮目を読める船長かどうかの方が大事らしい。▼つまり、潮目を読み間違えると、太公望達の気勢は上がらず早朝からの労苦もなんやから。挙句に「あの船長は潮目をよめない」となげくのである。
▼政治の世界もそうである。潮目を読めない元首は、国の手舵を誤り、国民に塗炭の苦しみを強いることになる。隣国だけの話ではない。だが、隣国は国民が、まずは生活の安定をはかる勇気が必要だ。潮目は読み間違えたのだ。(拡張子)