熊本地震で、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
今もなお被災され、大変な思いをされている方が、
少しでも早く平穏が訪れることを、
心よりお祈り申し上げます。


私が住む大分県、豊後高田市は、国東半島の北側にあり、
揺れは最大でも震度4程度で、大きな被害はありませんでした。
なので、日常が、いつものように周りでは送られていたようです。

15日の深夜、突然の地震警報と大きな揺れにみまわれたとき、

娘に、ふとんで頭を守るように指示し、
私はストーブを消し、冷静に対処はしていたと思います。

そしてテレビをつけたら、
ニュースにはなっていました。

ものすごく鼓動が激しくなり、
頭の中が真っ白になりました。

水が止まるかもと思い、水タンクに水をくみました。
それでも、ごはんを炊こうと、米を研ぎ、
お風呂にも水をためました。

そして娘に、大丈夫だよと抱きしめて、
寝かしつけました。

けれど本当は怖くて怖くて、
どうしようか本当にいろいろ考えました。

土曜日、全ての予定をキャンセルして、
家で1日過ごしました。
余震のたびに、心臓がキュっとなりながら。

日曜日も全ての予定をキャンセルして
家で1日過ごしました。

遠方から、安否の確認の電話やメールをいただきました。

「こちらはなんの被害もでていません。ありがとうございます。大丈夫です」

と返信する度に、
自分への嘘をついていることに気づきました。
被害が出ていないとこは本当ですが、
私は大丈夫ではなかった。

本当は、心細くて、どうしてよいかわからなくて、
不安で怖くて怖くてたまらなかったんです。
それを誰かに言いたいけど、
なぜか、今回は、誰にも言えなくて、
(東京にいる親や友達にそれを言ってもかえって心配かけると思い)
もちろん、娘の前では、大丈夫だよと、
徹底的に装っていました。

普段は、おしゃべりな私からすると信じられないのですが、
この時はフリーズしてしまったのです。

けど、この周辺は、まるで被害もなかったため、
土曜日に、子供のバレー教室の練習がありました。
子供と離れ離れになることがその時には考えられなくて、
練習を休むようにしました。

回覧板だったか、地域のお知らせが、回ってきました。


私は、
東日本大震災でも
娘と二人で、震度7を新潟県越後湯沢というところで、
経験しました。あの時も本当に怖かった。

東日本大震災が起きた日の深夜、新潟県と長野県の県境で、
震度7の地震があったことはあまり報道されていませんが。

恐怖がフラッシュバックしました。


何をすべきか考えるとこもできなくなって、
私は、体が全く動かなくなりました。

土曜日の夜、本当に不安でした。
そしてさらに震度4近くの本震と呼ばれる地震が起きて、
恐怖はピークに。

土曜日の夜、一緒に過ごそうと、
宇佐のお友達が電話をくれました。
行きたいと思ったけど、
海沿いの道を走ることが恐怖で出かけることができませんでした。

近くのお友達のところへ行けばと思いましたが、
その友達に迷惑かもしれないという思いと、
外出することが怖くて、
体がフリーズしてしまいました。

誰かに会いたい。不安をしゃべりたい。弱音をはきたい。
でも日常を送っている人に、この人何?って思われたくない。

誰かに助けを求めたい。
けどその人に迷惑かもしれない。

怖いと言いたい。
けど怖いと言ったら心配かける。

ものすごい心の葛藤が、私をフリーズさせていました。

日曜日になってようやく、
余震が少なくなってきて、
午後になって、同じ講座を受けている友人に電話ができました。

怖かったことをただただ理解してもらえただけで、
ものすごく、安心しました。
娘が近所の友達の家へ行ってくれていたおかげで、
ボロボロやっと泣くことができました。
泣けなかった事も、私には良くなかった。


先ほど、テレビを見ていたら、被災した女性リポーターが
リポートをしていましたが、涙目で、
本当は、不安で怖いのに、
頑張ってと言われて、はい、頑張りますと、無理に回答をしている姿をみて、
とてもつらくなりました。


今回、地震をきっかけに、
自分への嘘に気づいたことをここに書きます。

書いてみなさんにそれを伝えることが、
実は、ものすごく怖いです。

今日の夜は、同じ講座の仲間が遠方から
来てくれることになりました。たぶん弱音を吐きます。

今もなお、余震が激しい地域の方へのサポートに、
物理的サポートがまず必要ですが、
その次に、怖い、疲れた、辛い気持ちを、表現できるような、
サポートも、あればよいのかなぁと思いました。


乱文読んでくれてありがとうございます。


今私は、
橋本和泉さんの8か月間あるメタフローラプレゼンスという講座で、
本当の自分に気づくワークを日々しています。
特に私のテーマは依存と自立。

橋本和泉さんが私へのアドバイスを
記事にしてくれました。
http://ameblo.jp/ayasofya-izumi/entry-12151150572.html