深い眠り | 野蛮人

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思ったことを書く。

それ以上でもそれ以下でもない。

今日はがっつり朝寝坊をしてしまいました・・・


10時半ぐらいから実験だったんですが・・・「なんだ10時半からか~余裕だな~♪」とか言ってたのが不味かった↓↓


42~98  


上が100に満たない、強度の低血圧である私は、そうでなくても人より睡眠時間が長い性質でして、朝方、特に寒くなってくる季節の朝は毎年苦戦します。


とにかく


布団から出られん!

ベッドから抜け出せん!!

瞼(まぶた)が持ち上がらん!!!

 

睡眠は~


深く、永く いや長く・・・




昨年度の冬に仲間達とレンタカーを借りてスノボに行ったんですけど、帰りに悪夢のような事故にあったらしいんですよ・・・


あった・・・らしい!???


私を含めて5人で行ったんですけど、帰り道は皆さんお疲れモード。そして高速道路走行中に誤って事故に・・・車の角が対向車線を挟む中央の空間にある柔らかめの棒に接触(わかりにくい表現で申し訳ない)、とにかく柔らかい棒に接触しまして、車内に衝撃が走ったわけですよ。


その衝撃により車内の、5人中4人が、つまり助手席に座って爆睡してた馬鹿(=私)以外の全員が目を覚ましたわけです←当たり前・・・・・・・・・そしてその後パニックに・・・


その後レンタカーの保険に入っていなかったため一人5000円・・・


ちなみに私は事故が起きて、みんな(私以外)で大騒ぎして、とにかく先を急いで何回かインターで休憩をして、高速を降りて、帰宅間近に寄った吉野屋(松屋だったかも)で、「事故が起こった。」という事実を知りました。


最初は冗談かと思ってたんですけど、「事故を冗談だと思っている私に対する、仲間の視線の鋭さ(汗)」に初めて真実を悟るに至りました・・・


「あまりの豪快な眠りに起こそうという気すらしなかった・・・」(談 運転者K)



まぁ、そんな豪快なエピソードを持つ私なんですけど、今日ばかりはこの豪快な眠りに凄まじいツケが回ってきまして



前述の通り、朝寝坊したんで、朝食抜きで大学に突進 → 着いてすぐ実験。


この実験が厄介なものでして、「クリーンウェアを着て、クリーンルームに入る。」 早い話が「清潔な服を着て、埃が少ない綺麗な部屋に入る。」 そして、作業をするわけなんですけど・・


一度クリーンルームに入ったら最後、外界からは遮断され(携帯を使うと埃が出るから)、黙々と作業をするのみ。

しかも一つ一つの作業の間に時間の空きが出来るんですけど、これがまた中途半端な時間でして、5分とか90秒とか・・・

その短い時間で人は「俺はなんでこんな不毛なことをやってるんだろう?」とか考えてしまうわけでして・・・


クリーンルームを「懺悔室」って呼ぶ人がいるらしいんですけど、その考え方に1票。



で、今日はそんな作業を4~5時間しまして、勿論その間飲まず喰わず。

やっと実験が終わって、さてご飯でも食べに行くかな~とか思って自分の研究室に戻ったら・・今度はBOSS(早い話が研究室の先生)が待ち構えてまして、BOSS直々の指導のもと、次なる実験のための薬品の調合の連続


0.1M(モーラ)の AMP-PNP=アデノシン5(ベータ、ガンマーイミド)トリポスペエイト テトラリチウム サルト ハイドレイト (分子量529.9 -20℃ 粉末状) をストックにするために 100mgのAMP-PNP=アデノシン5(ベータ、ガンマーイミド)トリポスペエイト テトラリチウム サルト ハイドレイト を1.89mlの10mM(ミリモーラ)の トリス-アセテイト {pH(ペーハー)=7.2} を加え 50μl(マイクロリットル)のチューブに小分けして、液体窒素で速やかに凍らせた後-20℃で保存・・・


心配すんな!俺もまったくわかってない!!  何の呪文だよ!



まぁこんな感じで薬品の調合やら、次の実験のための手順の確認やらをしてるうちに、気付けば、既に大学の食堂もしまってる時間に・・・


そしてある事実に気付く


やべっ!!俺24時間飲まず喰わずだ・・・特に何も飲んでないというのはかなり問題では・・?


最後の方は、研究室での薬品や備品の発注の整理(事務仕事)をしてたんですけど、1分に1回のペースで「腹減った~」って言ってました。 それを30分


驚愕!語尾に「腹減った。」と言う男!・・・



何が怖いって、私の24時間飲まず食わずという事象ですら、森永製菓のチョコボール を買って銀のエンゼルが当たったぐらいの衝撃しか与えられない研究室の雰囲気が怖い・・・

 



早起きは3文の得らしいですよ!