こんばんは。
せたな和太鼓集団 海神(わだつみ)代表の林亮輔です。
今日はチーム結成のきっかけのきっかけ、つまり「原点」と言ってもいいかなと思う出会いについて書きたいと思います。
チーム結成のきっかけは、5年前に開催しました北海道南西沖地震25年追悼事業「和太鼓松村組せたな公演」
北海道ツアーの一つとして組み込んでもらいツアー事務局と公演開催に向け構想を練っていく中で、公演の最後に合同演奏をすることとなりました。
そこで既存の「二俣風神太鼓保存会」と私も所属している「浮島竜神太鼓保存会」に声を掛け参加可能なメンバーを募り、更には新たな打ち手も募集し、和太鼓文化の継承・発展に繋げることとしました。
この公演の開催を決めたのも、合同演奏することを決めたのも、新たな打ち手を募集することを決めたのも全て私。
和太鼓を通して、私が理想とする活動を継続していくためには私が中心となることが必要と考え、結果としてチームを結成しました。
ではなぜチーム結成のきっかけとなる公演を開催することに決めたのか?
これは、さかのぼること8年前。
和太鼓松村組北海道ツアー2015「奏で継ぐ音」函館公演を見に行ったことがきっかけになりました。
2015年は、1995年に発生した阪神淡路大震災から20年。この震災をきっかけに結成した和太鼓松村組も結成から20年。
当時、私はそのことを知らずにただただプロの演奏を見たいと思い会場に足を運んでいた。
そこで聴いた曲「暁ノ聲(ときのこえ)」
震災の絶望から復興へと向かう姿をイメージしたこの曲を私の地元せたな町にも届けたい。
北海道南西沖地震から25年を迎える3年後の2018年に。
そう思い3年後の2018年に実現することができた。
2015年に和太鼓松村組との出会いがなければ、この曲との出会いがなければ、北海道南西沖地震25年追悼事業「和太鼓松村組せたな公演」の開催もチームの結成も恐らくなかった。
つまり、チーム結成のきっかけのきっかけが「暁ノ聲(ときのこえ)」
今度は、この「暁ノ聲(ときのこえ)」について詳しく書いてみようかな。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次回。