8/3~8/5に行われた、
全国高等学校総合文化祭・ぎふ総文2024 郷土芸能部門を観に行ってきました。
どこも見ごたえ十分の演奏を、3日間存分に楽しむことができました。

まずは参加された高校生の皆様、お疲れ様でした!

 

今回の郷土芸能部門について、3つブログをアップ予定です。

よろしければおつきあいくださいm(__)m

和太鼓部門 結果としては、

最優秀賞 松蔭高校
優秀賞 八千代高校
優良賞 輪島高校
優良賞 南多摩中等教育学校

となりました。

松蔭さんが、連覇達成となりましたね。

総文の郷土芸能部門というのは、コロナ前ぐらいまでは、
最優秀賞は伝承部門と和太鼓部門を合わせて1校のみというレギュレーションで、
最優秀賞の1校は伝承部門と和太鼓部門が毎年交互になるという内規?のようなものが
ありました。

すなわち、最優秀賞の連覇、というのは、2020年ぐらいまではあり得なかった、
という事になります。

2021年ごろから、和太鼓部門、伝承部門それぞれ1校ずつが最優秀賞という風に変わってから、
初の連覇、という事になりますね。


しかし、2020年代に入ってから、松蔭さんは今回の連覇を含み、最優秀賞3回、優良賞1回。
黄金時代と言っても過言ではないかもしれませんね。
毎年クオリティを落とさず、上位に入ってくる実力は素晴らしいものがあると思います。
おめでとうございます!

 

ちなみに、動画もアップされていますね。

改めてチェックされてみてはいかがでしょうか。

 

 


優秀賞、八千代高校、鼓組さんですね。
指導者の方によると、10年ぶりの優秀賞とのこと。
関東の高校で、成田太鼓祭でも大人気の高校さん。
その演奏は、Day1の演奏の中で、特に輝きを放っていた印象があり、
聴いていて鳥肌が立つものがありました。


以上2校が、新国立劇場での、優秀校東京公演に出場となります。
新国立劇場への切符は、39分の2。貴重な切符です。
他の、出たくても出られない高校さんの分まで、
しっかりと演奏し、最高の舞台を楽しんでほしいものです。


優良賞1校目、輪島高校さん。
富士山から岐阜へと、非常にタイトなスケジュールの中
参加された高校さん。
その迫力は、輪島のお祭りを想起させるのには十分すぎるほど。
まだまだ地震の復興の最中ですが、うれしい報告になるのではないでしょうか。


優秀校2校目、南多摩中等教育学校さん。
こちらもおなじみ、八多化の響き。
毎年のように見る機会があってみてますが、今回はものすごく洗練されていた印象でした。
良い、本当に良い演奏でした。
こちらも成田でまた見れるかな、と楽しみにしています。


一方で、
入賞常連の必由館高校さんや日本福祉大学付属高校さん等が入賞を逃すことになりました。
それだけ全体のレベルが拮抗していて、紙一重なんじゃないかなぁと考えます。
正直、もう1回やって同じ順位になるとも思えない気もするぐらいです。

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ここからは入賞を逃した高校さんへのメッセージ。
賞を取る、という事も重要なんですが、
自分自身が楽しんで演奏をできたか、という事のほうがよっぽど大事だと思いますし、
皆さんが演奏された演奏で、心を動かされたり、感動したりする人は、たくさんいると思います。
少なくとも私は、皆さんの演奏に心動かされました。
皆さんがここまで頑張ってきた事実、8分間の全力を出し切った演奏。
胸を張っていいと思います。
もう、来年に向けて走りだしているところもきっとあると思います。
くじけることなく、前を向いていってほしいな、と思います。

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改めて、参加された皆様、スタッフ・運営の皆様、
本当にお疲れ様でした。
また来年、今度は香川の地で。