緊急事態-トルコ脱出作戦!!!
現在大ピンチのFujimon@イスタンブルです。
半分自業自得ですが、現在の状況を説明いたします。
笑っていただいて結構ですwww
まず、私は無謀にもギリシャにいた11月13日にイスタンブールからバイクの輸送手段が確定していないにもかかわらず11月27日0時35分発の飛行機を予約してしまいました。
しかもその飛行機は日本行きではなくマレーシア行きですwwwwwwww
日本までの航空券が最低でも6万位していたので
イスタンブル-東南アジア 3万円
東南アジア―日本 3万円
くらいの航空券探せば
『同じ交通費で東南アジアも行けちゃうYo』
『せっかくだしアジアも行っちゃうYo』
という軽いノリでイスタンブル発サウジアラビア―スリランカ経由のマレーシア行きというくそ不便でやたら時間かかるけど安い航空券の組み合わせを見つけてしまったのでした。
(後日+3000円くらいで直行便が買えたことに気づきショックを行けたwww)
しかし、ギリシャにいた当時
「今日が13日で…15日にはトルコ入国・16日にイスタンブルに着いたら現地で10日くらい時間がある。これだけ時間があれば充分だろ。アンカラ・カッパドキア等に観光にも行けちゃうんじゃないかwwwなんて完璧な計画だ(^。^)y-.。o○うほほwww」
と思っていたのでした(-_-;)
ばか。
しかし。
しかし。
しかし。
予定通り16日にイスタンブル入りしたものの、現地が『バイラム』というイスラムのお祭りの為10日間の大型連休中。
22日の月曜日まで一般企業はお休みという偶然にも最悪一歩手前(26日まで休みとかだったらマジ最悪だったw)の状況だったのです。
しかし!!!!!!
超ポジティブな私は
「でもまぁ5日間もあるわけだし、それだけあればまぁ間に合うでしょ♪今週中にネットで情報を仕入れて月曜から一気に作業進めますよ。そして見事にフライトに間に合わせて見せますよ(^。^)y-.。o○」
と余裕をぶっこいておりました。
22日月曜日
現地のバイククラブのガレージで作業
バイクを鉄枠に梱包する
UPS・TNT・DHL・日通の4社に見積り依頼
23日火曜日
引き続きガレージで木材のカバーの採寸・加工・組み立てをする。
対応の早かったDHLと日通と引き続き交渉
詳細な費用を見積もってもらう
24日水曜日
朝一で見積りのメールを確認しDHLに決定
夕方に来ると言っていたのでずっと待っていたが結局バイクの引き取りに来なかった
翌日の朝に来ることになった
25日木曜日
漸くDHLのトラックがガレージにバイクを引き取りに来た。
午前中にバイクの積み込みをする
午後から税関に行く
ここからややこしい話になりますが、トルコの入国時に自分の入国スタンプと二輪の入国スタンプが二つパスポートに押されています。
赤が入国で青がバイクの持ちこみです。
横の数字は義務保険の番号です。
自分が出国するためには、バイクも一緒であるか、バイクはトルコから出国する(した)事を証明しバイクの出国スタンプをもらわないと自分はトルコから出れません。
密輸を防ぐというか、確実に二輪を持ちだす為にそのような仕組みになっていると思われます。
しかし、自分の場合
・バイクはDHLに依頼し航空便で輸送
・自身はバイクとは別にマレーシアへ移動
という状況なので、
「バイクの輸送についてDHLさんにお願いしたのでバイクは確実にトルコを出国しますよ」
という証明書が無いと僕のパスポートにバイクの出国スタンプをもらう事が出来ないのです。
そしてスタンプが無いと自分はトルコを出国できないということになります。
そして、明日(26日金曜日)中にこの作業を終えなければ予約した格安飛行機に乗ることができず、チケット代を無駄にすることになり、月曜から再び手続きをして作業終了後再度航空券を予約し……
というハチャメチャなことになります\(゜ロ\)(/ロ゜)/
さらに、明日のうちにやらなければならないことはこれだけではありません。
委託したDHLの伝達不足により知らなかったのですが、以下の2点の作業が追加で必要
1.バイクを輸送するために自身でテキストナンバーという書類がいるそうです。
「個別通関識別番号」とでも訳します。
現地の公証役場で単純な事務手続きで取得できるそうですが、取りあえずこれが必要。
2.二輪を飛行機で輸送するためには
・ガソリンの破棄
・エンジンオイルの破棄
・バッテリーの破棄もしくは取り外してメーカーの安全証明書の添付
・タイヤ空気圧の減圧(飛行時の気圧の変化で爆発の恐れ)
以上の作業が必要なのです。しかし、ガソリン以外はそのまま。
明日箱を開けてこれらの作業をしないといけません。
ちなみに日通さんに見積りを依頼した時はこれらの書類や作業手順について明確な説明がありました。しかし、予算が2倍以上かかるということと、DHLから指示もなく手続きも簡単だという誤った認識でDHLにお願いしました。
しかし、実際はこれらの作業が必要だったので土壇場でやり直すことになりました。
やはり日本企業と海外の企業の丁寧さと言うか気配りの違いについては考えさせられるものがあります。
まぁそうとは言っても価格で比べると日通さんにお願いすることはできませんでした。
DHLは航空便で1350Euro(約3日)
日通は航空便で3000Euro
船便で 4300Euro(約50日)
明日なんとか現地の方の協力も得ながらフル稼働で作業を進め何とか飛行機に乗りたいと思います。
ちなみに付け加えですが、
正当な手続きを経ていても、バイクの出国スタンプをもらう為に税関で賄賂を要求されるかもしれないそうです。
「金払えばスタンプ押してあげるよ」的な感じです。
『なぜ日本の学生がトルコの役人に賄賂払わなきゃいけねんだ』って感じですが……
とにかくマレーシアまでの飛行機代が300Euro程度なので、これが無駄になるくらいならそれ以下なら払ってもいいかと思いますが、正直納得いかん。
もしそうなったらの話だけど。
正々堂々とやってんだからスタンプ押せよ。
取りあえずさっきATM行ってそれなりの現金は用意しましたが、役人には毅然とした態度で臨みたいと思います。
まぁ英語通じないからどうにもならんが(-_-;)
ちなみにこの写真は、バイクの輸送の委任状?みたいな感じです。付き添ってくれていたバイククラブのAdilさんが元政府の役人ということで鶴の一声で税関の役人に署名もらった。
明日もこの調子で行けばいいんだけどな。
汚い世の中です。
では皆さん無事にトルコを出国できるように祈っていてください。
半分自業自得ですが、現在の状況を説明いたします。
笑っていただいて結構ですwww
まず、私は無謀にもギリシャにいた11月13日にイスタンブールからバイクの輸送手段が確定していないにもかかわらず11月27日0時35分発の飛行機を予約してしまいました。
しかもその飛行機は日本行きではなくマレーシア行きですwwwwwwww
日本までの航空券が最低でも6万位していたので
イスタンブル-東南アジア 3万円
東南アジア―日本 3万円
くらいの航空券探せば
『同じ交通費で東南アジアも行けちゃうYo』
『せっかくだしアジアも行っちゃうYo』
という軽いノリでイスタンブル発サウジアラビア―スリランカ経由のマレーシア行きというくそ不便でやたら時間かかるけど安い航空券の組み合わせを見つけてしまったのでした。
(後日+3000円くらいで直行便が買えたことに気づきショックを行けたwww)
しかし、ギリシャにいた当時
「今日が13日で…15日にはトルコ入国・16日にイスタンブルに着いたら現地で10日くらい時間がある。これだけ時間があれば充分だろ。アンカラ・カッパドキア等に観光にも行けちゃうんじゃないかwwwなんて完璧な計画だ(^。^)y-.。o○うほほwww」
と思っていたのでした(-_-;)
ばか。
しかし。
しかし。
しかし。
予定通り16日にイスタンブル入りしたものの、現地が『バイラム』というイスラムのお祭りの為10日間の大型連休中。
22日の月曜日まで一般企業はお休みという偶然にも最悪一歩手前(26日まで休みとかだったらマジ最悪だったw)の状況だったのです。
しかし!!!!!!
超ポジティブな私は
「でもまぁ5日間もあるわけだし、それだけあればまぁ間に合うでしょ♪今週中にネットで情報を仕入れて月曜から一気に作業進めますよ。そして見事にフライトに間に合わせて見せますよ(^。^)y-.。o○」
と余裕をぶっこいておりました。
22日月曜日
現地のバイククラブのガレージで作業
バイクを鉄枠に梱包する
UPS・TNT・DHL・日通の4社に見積り依頼
23日火曜日
引き続きガレージで木材のカバーの採寸・加工・組み立てをする。
対応の早かったDHLと日通と引き続き交渉
詳細な費用を見積もってもらう
24日水曜日
朝一で見積りのメールを確認しDHLに決定
夕方に来ると言っていたのでずっと待っていたが結局バイクの引き取りに来なかった
翌日の朝に来ることになった
25日木曜日
漸くDHLのトラックがガレージにバイクを引き取りに来た。
午前中にバイクの積み込みをする
午後から税関に行く
ここからややこしい話になりますが、トルコの入国時に自分の入国スタンプと二輪の入国スタンプが二つパスポートに押されています。
赤が入国で青がバイクの持ちこみです。
横の数字は義務保険の番号です。
自分が出国するためには、バイクも一緒であるか、バイクはトルコから出国する(した)事を証明しバイクの出国スタンプをもらわないと自分はトルコから出れません。
密輸を防ぐというか、確実に二輪を持ちだす為にそのような仕組みになっていると思われます。
しかし、自分の場合
・バイクはDHLに依頼し航空便で輸送
・自身はバイクとは別にマレーシアへ移動
という状況なので、
「バイクの輸送についてDHLさんにお願いしたのでバイクは確実にトルコを出国しますよ」
という証明書が無いと僕のパスポートにバイクの出国スタンプをもらう事が出来ないのです。
そしてスタンプが無いと自分はトルコを出国できないということになります。
そして、明日(26日金曜日)中にこの作業を終えなければ予約した格安飛行機に乗ることができず、チケット代を無駄にすることになり、月曜から再び手続きをして作業終了後再度航空券を予約し……
というハチャメチャなことになります\(゜ロ\)(/ロ゜)/
さらに、明日のうちにやらなければならないことはこれだけではありません。
委託したDHLの伝達不足により知らなかったのですが、以下の2点の作業が追加で必要
1.バイクを輸送するために自身でテキストナンバーという書類がいるそうです。
「個別通関識別番号」とでも訳します。
現地の公証役場で単純な事務手続きで取得できるそうですが、取りあえずこれが必要。
2.二輪を飛行機で輸送するためには
・ガソリンの破棄
・エンジンオイルの破棄
・バッテリーの破棄もしくは取り外してメーカーの安全証明書の添付
・タイヤ空気圧の減圧(飛行時の気圧の変化で爆発の恐れ)
以上の作業が必要なのです。しかし、ガソリン以外はそのまま。
明日箱を開けてこれらの作業をしないといけません。
ちなみに日通さんに見積りを依頼した時はこれらの書類や作業手順について明確な説明がありました。しかし、予算が2倍以上かかるということと、DHLから指示もなく手続きも簡単だという誤った認識でDHLにお願いしました。
しかし、実際はこれらの作業が必要だったので土壇場でやり直すことになりました。
やはり日本企業と海外の企業の丁寧さと言うか気配りの違いについては考えさせられるものがあります。
まぁそうとは言っても価格で比べると日通さんにお願いすることはできませんでした。
DHLは航空便で1350Euro(約3日)
日通は航空便で3000Euro
船便で 4300Euro(約50日)
明日なんとか現地の方の協力も得ながらフル稼働で作業を進め何とか飛行機に乗りたいと思います。
ちなみに付け加えですが、
正当な手続きを経ていても、バイクの出国スタンプをもらう為に税関で賄賂を要求されるかもしれないそうです。
「金払えばスタンプ押してあげるよ」的な感じです。
『なぜ日本の学生がトルコの役人に賄賂払わなきゃいけねんだ』って感じですが……
とにかくマレーシアまでの飛行機代が300Euro程度なので、これが無駄になるくらいならそれ以下なら払ってもいいかと思いますが、正直納得いかん。
もしそうなったらの話だけど。
正々堂々とやってんだからスタンプ押せよ。
取りあえずさっきATM行ってそれなりの現金は用意しましたが、役人には毅然とした態度で臨みたいと思います。
まぁ英語通じないからどうにもならんが(-_-;)
ちなみにこの写真は、バイクの輸送の委任状?みたいな感じです。付き添ってくれていたバイククラブのAdilさんが元政府の役人ということで鶴の一声で税関の役人に署名もらった。
明日もこの調子で行けばいいんだけどな。
汚い世の中です。
では皆さん無事にトルコを出国できるように祈っていてください。