前回までのあらすじ
ガッチャマンと愉快な仲間達に感化されて、そうだ、ブラジルに移住しようと思う今日この頃...

そうだ、思い出した、ソウザ・マウリシオさんという手塚治虫の親友の漫画家さんがブラジル・コミック界、略してブラコミ界にいたことを!

マウリシオさんの代表作はモニカの冒険というムーミンのミーちゃんみたいなおチビさんの漫画で、昔、サンパウロの国民的な経済新聞フォーリャデサンパウロに四コマ漫画で連載されていたものです。

ところがどっこい、モニカはもうムーミンぢゃなくなった。パリピな女子大生に成長した青春バージョンのモニカの冒険を上梓!
DCやマーベルなどのアメコミ勢に負けない人気漫画シリーズとなったのです。

ブラジルで鉄腕アトムが読める漫画は青春版モニカの冒険だけ!

みせてもらおうではないか、ブラジルのポルトガル語の性能とやらを。
というワケで、漫画のセリフからブラジル現地のポルトガル語を解説していきます。

男の子が幼なじみの女の子に再会するシーン

Nossa!
nossa senhoraノッサセニョーラの略で、ノッサセニョーラは、聖母マリア様のこと。アメリカ人がジーザズと言ってスペイン人がディオス(神)というよりも高い頻度で耳にきこえる間投詞でございます。 あえて日本語で表すと「おやまあ」とか「なんと」とかでしょうか
como voce cresceu (大きくなったなあ)
ta saradao!(かわいいよ)
ta はestar(である)の三人称単数estaを略して言い方!

voce continua linda! (おまえは相変わらず美人ぜよ)
que saudade (ああ、懐かしい!)

saudade サダージ この言葉はブラジルのドラマをみてると、しばらくごぶさたの夫婦の旦那さんがよくサダージ、サダージって言って奧さんに求める時に言ってますね。