平成という時代の終わりに、日本の誇る国産アニメ アラビアンナイト・シンドバッドの冒険を平成元年にイラクで再放送されたアラビア口語バージョンで鑑賞。
今回は真帆の魔法で有名な魔法のじゅうたんのお話。舞台はアラビア帝国アッバース王朝の帝都バグダッドですね。
平安の都バグダッド。あの戦争後に鑑賞すると、ひとしお感慨深い。平成元年に導入した消費税分が全部湾岸戦争でイラク爆撃に使われ、あまつさえ消費税増税したら、またイラク戦争。平安の都バグダッドに刀と戈、まさに平成。
そういえばサダム・フセイン大統領もシンドバッドの冒険をえらく気にいったおかげで、米国クレイ社でなくて、日本のパソコン市場でガリバーと言われた某日本のコンピュータメーカーからスパコンを購入したといいますから、アニメの力は侮れないものがありますね。
さて、バグダッドに攻め込んだ盗賊団をシンドバッドとアリババがやっつけて盗賊団の略奪品を品サダムフセイン、もとい品さだめ不正品していると、まさかのじゅうたんがシンドバッドをのせたまま空を飛びます。
じゅうたんの端っこをつかんで必死のアリババ
空をみろ、鳥だ、飛行機だ、いや、真帆の魔法だ!
ところがどっこい、悪い魔女と魔法使いが真帆の魔法のじゅうたんを横取りしようと、空飛ぶ木馬にのって追撃してきたのでした。
火炎を寸前でかわしながらの、手に汗握る空中戦
じゅうたんはアルメニアのアララト山まで飛んでいき、怒りの火山噴火が、魔法使い達を空飛ぶ木馬もろとも焼きつくす驚愕の顛末!
シンドバッド、スパコン、湾岸戦争、イラク戦争、消費税、平成、あの時の裏事情を知っている者には、ある意味涙なくしては観られないエピソードでした。
今宵はこれまでにいたしとうございます。



